映像文化論
アリストテレスの発見からデジカメまで――
今日のメディア社会の根幹をなす
「写真」による画期的な映像論!
映像化社会の出現は、写真の発明と軌を一にしている。写真史にとどまらず、わかるようでわからない写真を「わかる」ために、何を知り、何を成すべきか。実践的方法を含め、写真と現代生活の密接で謎にみちた関係をとらえ直す試み。
登録情報
著者 | 平木収 |
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ISBN | ISBN978-4-901631-16-7 C3072 |
体裁 | A5判/120頁 |
刊行日 | 2002年04月01日 |
ジャンル | 写真・映像 |
正誤表 | 初版1刷 |
目次
序 「写真史」を学ぶことの意義について―写真と現代生活の関係を捉え直す
1―写真前史―その知識伝統の系譜
2―写真術の誕生―発明者達
3―写真活用の第一歩―旅行・調査・記録
4―肖像写真と新しい社会―市民社会の息吹を受けて
5―メディアとしての写真の台頭―社会の実相を映す鏡
6―新しい芸術思潮と写真―両大戦間の前衛芸術の興隆
7―グラフジャーナリズムの時代―雑誌文化と市民社会
8―芸術行為としての写真の始動―ドキュメンタリー写真の新たな意味
9―映像化社会におけるアイデンティティー―現代芸術に見る写真の応用
10―転換期の写真表現と未来への展望―デジタル写真技術の可能性と視覚伝達の文化
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