演劇空間論
古代ギリシアから現代まで、
演劇の上演される空間の変遷をふまえ、
舞台設計への扉をひらく!
過去につくりだされた演劇的状況を概括し、人が自分以外のものに扮して表現しようとしてきた世界を空間的な側面から考察。上演される行為と上演の場は〈出会いの空間〉であり、日常の空間にも広がる。豊饒の場としての演劇空間を論じる。
*2022年3月よりオンデマンド版へ切替になります。ジャケットはない状態での発売となりますので、予めご了承くださいますようよろしくお願いいたします。
登録情報
著者 | 小石新八 |
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ISBN | ISBN978-4-901631-18-1 C3074 |
体裁 | A5判 144頁 |
刊行日 | 2002年04月01日 |
ジャンル | 芸術理論 |
目次
1―演劇空間の理念
2―演劇空間の移りかわり
西欧の演劇空間と劇場/アメリカの舞台美術の流れ/日本の演劇空間の移りかわり
3―舞台美術の定義
舞台美術の役割/舞台美術の原則
4―演劇空間の形式
舞台空間の形式―舞台と観客の関係
5―劇場の構造
劇場の構成要素/舞台上演を支える空間と機構/舞台機構
6―舞台照明
7―舞台衣装
8―舞台化粧
9―設計
演劇空間の造型―設計計画/舞台美術の設計
10―音響
11―映像空間
12―演劇の境界領域
資料
関連書リンク
横溝健志・小石新八/編 / 定価:4,693円 (本体価格:4,267円)
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