デザインの原郷1944-2004
敗戦直後、8 歳の少年はやがて
高度成長期に家電デザイナーとして活躍。
異色の日本近代デザイン史!
デザインとは、決して一部の専門家や特定の概念ではない。私たちの日々の営み、その中に培われる《知と情》に支えられた暮らしのバランス、つまり生活そのものを考えることこそデザインなのである。1945 年、敗戦をソウルで迎えた8 歳の少年のまなざしにはじまる私的デザインの旅。
【序文:向井周太郎】生活そのものを考えることこそデザインーー1944 年、ソウルで敗戦をむかえた7 歳から、2004 年、武蔵野美術大学を退任するまでの日々の記録でつづられる異色のデザイン史。
登録情報
著者 | 網戸通夫 |
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ISBN | ISBN978-4-901631-63-1 C3070 |
体裁 | 菊判/ 上製/4 色+ 1 色刷/304 頁 |
刊行日 | 2004年12月25日 |
ジャンル | 芸術理論 |
目次
デザイン――
生活世界の原郷と形成 向井周太郎
第一章 子どものまなざし 戦争と私
第二章 デザインのゴールデンエイジ 六〇年代の青春
第三章 暮らしのプロダクトデザイン 家電デザイン室から
第四章 かわる大学・かわらぬ大学 ムサ美での三〇年
第五章 源流をたどる 鍔師の末裔として
終章 生活とデザイン
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