西洋美術史
エジプト・ギリシャから近・現代まで、
美術表現の展開を、ヨーロッパの歴史や
文化の動向のなかで捉える試み……。
ヨーロッパ美術の系譜を多数の図版と論文によって紹介。ヨーロッパの歴史や文化の動向の中から、美術表現の流れを絵画、彫刻、工芸、建築などの作品を通して、簡潔にしかも濃密に辿る。ヴィジュアル表現の展開と変容は、人間たちの精神と感情の表れであったことが明確に把握できる本。
登録情報
監修者 | 北澤洋子 |
---|---|
執筆者 | 中村るい・黒岩三恵・北澤洋子・京谷啓徳・宮下規久朗・尾関幸・村上博哉 |
ISBN | ISBN978-4-901631-71-6 C3070 |
体裁 | A5 判/256 頁 |
刊行日 | 2006年04月01日 |
ジャンル | 芸術理論 |
正誤表 | 初版2刷・3刷 |
目次
第1章 古代=中村るい
1 ーエジプト美術/ 2 ーメソポタミア美術/ 3 ーエーゲ美術/ 4 ー古代ギリシャ/ 5 ーエトルリアとローマの美術
第2章 中世=黒岩三恵(1-5)+北澤洋子(6、7)
1 ー初期キリスト教時代/ 2 ービザンティン美術/ 3 ー西欧中世初期/ 4 ーロマネスク美術 5 ーゴシック/ 6 ー早期ルネサンスのイタリア絵画/ 7 ー初期ネー デルラント絵画
第3章 近世=京谷啓徳(1-3) +宮下規久朗(4-13)
1 ー初期ルネサンス/ 建築・彫刻/ 2 ー初期ルネサンス/ 絵画/ 3 ーイタリア諸都市の興隆と美術/ 4 ー盛期ルネサンス/ 5 ー16 世紀北イタリアの美術/ 6 ーマニエリスム/ 7 ー初期バロック/ 8 ー盛期バロック/ 9 ースペインの黄金時代/ 10 ーフランスのバロックと古典主義/ 11 ーフランドルのバロック / 12 ーオランダの世紀/ 13 ー北イタリアのバロック
第4章 近代=尾関幸
1 ーロココ/ 感覚の目覚め/ 2 ー新古典主義/ 古代への憧憬/ 3 ーロマン主義/ 感情の時代/ 4 ー拡大する世界/ 理想と現実の狭間で
第5章 現代=村上博哉
1 ー19 世紀後半の美術/ 2 ー20 世紀初めの美術/ 3 ー両大戦間の美術/ 4 ー第2 次世界大戦後の美術
あとがきにかえて
参考文献
掲載図版一覧・クレジット
人名索引
関連書リンク
朴亨國/監修 / 定価:2,640円 (本体価格:2,400円)
武蔵野美術大学油絵学科研究室/編 / 定価:6,013円 (本体価格:5,467円)
武蔵野美術大学油絵学科研究室/編 / 定価:6,746円 (本体価格:6,133円)
谷川渥/著 / 定価:4,180円 (本体価格:3,800円)