テキスタイル表現と技法
テキスタイルを発想し展開し表現する。
織・染・編の理論と技法を学び、
発想をデザイン化するための
思考法をトレーニングする。
テキスタイル表現の総合技法書。
約 1000 点の豊富な実例写真とともに、「染」「織」「編」の技法をプロセスを追って詳細に解説。テキスタイル全般を網羅した技法書としてだけでなく、創作の発想と発想をデザイン化するための思考法とトレーニングを具体例を通して学ぶ。コンピュータを使ったテキスタイルデザインの考え方、テクニックも紹介。
「織物作家に転身!!??」何度か授業を見学したり、工房を訪ねたりして思った。「おお、楽しい」。イマジネーションを形に変えること。色を選び染めること。とりどりの糸を重ねて、なんともすてきな風合いの布が織りあがっていく、その様にうっとり。しかも機〈はた〉を織る姿、編む姿が、颯爽としてかっこいい。「機織りがしたくなりました」という私に、「早いほうがいいですよ。発想が柔らかくて、手が動くうちに」と囁く先生の声が……。うむむ。しかも手頃な価格のコンパクトな織機があるらしい。私だけのとびきり素敵な一枚の布がほしくなった。
登録情報
監修者 | 田中秀穂 |
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執筆者 | 田中秀穂・中川裕孝・榎本寿紀・鈴木純子・岡本直枝・大澤由夏・下村好子・下重泰江・高橋稔枝・田中美沙子・中島良弘・須藤玲子 |
ISBN | ISBN978-4-901631-77-8 C3072 |
体裁 | A4 判/ 4 色刷/ 168 頁 |
刊行日 | 2007年04月01日 |
ジャンル | デザイン |
正誤表 | 初版1刷・2刷 |
電子書籍 | 配信予定書店はこちら |
目次
1章 テキスタイル 発想と展開
1-1 発想・展開・表現=田中秀穂
2章 染
2-1 シルクスクリーン=中川裕孝/ 2-2 防染 ローケツ染=榎本寿紀
3章 織 基礎・実技・プレゼンテーション
3-1 織物理論=鈴木純子+岡本直枝/ 3-2 織=鈴木純子+岡本直枝/ 3-3 繊維と糸 糸作りと糸染=岡本直枝/ 3-4 組織演習=鈴木純子/ 3-5 テクスチャーとサーフェイス研究=鈴木純子/ 3-6 インテリアファブリックの研究=岡本直枝/ 3-7 格子のタペストリーを織る=大澤由夏+下村好子
4章 さまざまな技法
4-1 絣とほぐし絣=鈴木純子/ 4-2 綟織 絽・紗・羅=下重泰江/ 4-3 オフルーム ノッティング・綴織=高橋稔枝/ 4-4 フェルト=田中美沙子
5章 色彩研究と表現技法
5-1 色彩研究と表現技法=中島良弘+鈴木純子/ 5-2 コンピュータ・テキスタイルデザイン=中島良弘
6章 テキスタイルデザイナーの仕事
6-1 テキスタイルデザイナーの仕事=須藤玲子/ 6-2 用語解説/ 6-3 テキスタイル素材選びに役立つショップ・リスト
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