学芸員は生涯学習の達人たれ!
美術館・博物館を学びの場ととらえる
実践的ミュージアム・ラーニング
生涯学習の機会を求める市民に対して、プロデューサー、ディレクター、エンターテイナーとしての役割と力量が期待されている学芸員。本書では「生涯学習」の意味をあらためて確認するとともに、学びの場としてのミュージアムと学芸員の活動を具体的に紹介。学芸員をめざす人にとって必読の書。
登録情報
監修者 | 神野善治 |
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執筆者 | 神野善治・杉浦幸子・紫牟田伸子・仲野泰生・鈴木敏治 |
ISBN | ISBN978-4-901631-80-8 C3070 |
体裁 | A5 判/200 頁 |
刊行日 | 2008年04月01日 |
ジャンル | 芸術理論/教育 |
目次
I 学芸員と「生涯学習」=神野善治
1 なぜ「生涯学習」を学ぶのか─「生涯学習の拠点」としてのミュージアム
2 ラングランを読む─なぜ生涯学習か
3 日本における生涯学習の展開
4 生涯学習における個人性の原理─ミュージアムと学芸員の役割
5 ミュージアム・ラーニング─博物館学習の特色
II ミュージアムでの学び
1 美術館における生涯学習─ギャラリー・リテラシーを育む=杉浦幸子
2 学びの編集─学びの場づくりの考え方=紫牟田伸子
III 生涯学習の先達に学ぶ
1 赭鞭一撻─青年牧野富太郎の学習計画十五か条=神野善治
2 一切智の夢─南方熊楠の曼荼羅思考=神野善治
3 岡本太郎の中の民族学─全人間的に生きるということ=仲野泰生
IV 学びの時、学びの場
1 「最後の授業」から学ぶ=神野善治
2 学びの場を創る─公民館活動、そして農的生活から=鈴木敏治
参考文献
図版クレジット
執筆者紹介
関連書リンク
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