日本古典芸能史
一読三嘆? ありそうでなかった、こんな本。
謎めいた伎楽面から、猿楽の滑稽、能の幽玄、歌舞伎の破天荒、
人形浄瑠璃の情、落語の洒脱、寄席の繁盛。
古代から江戸時代までの芸能史を通覧する。
歌舞伎、能、伎楽、舞楽、猿楽、浄瑠璃、落語、講談などの古典芸能を神話の時代から近世まで解説。スタンダードかつ普遍的な内容をめざし、初心者でも読み通すことができるよう、平易な文体での論述となっている。単著ゆえに通史として読みやすく明快!
登録情報
著者 | 今岡謙太郎 |
---|---|
ISBN | ISBN978-4-901631-81-5 C3070 |
体裁 | A5 判/240 頁 |
刊行日 | 2008年04月01日 |
ジャンル | 芸術理論 |
電子書籍 | 配信予定書店はこちら |
目次
序章 祭祀- 儀式から芸能へ
第1章 伎楽と舞楽ー国家行事と芸能
第2章 散楽から猿楽へー「演技術」の進歩
第3章 田楽・猿楽の展開と「能」の形成
第4章 観阿弥・世阿弥と能の「大成」
第5章 歌舞伎の成立と定着
第6章 人形浄瑠璃の成立と発展
第7章 近世演劇の開花と近松門左衛門
第8章 竹豊両座と人形浄瑠璃の黄金時代
第9章 江戸中後期の歌舞伎
第10章 落語・講談の発展と諸芸の交流
第11章 鶴屋南北と河竹黙阿弥
巻末 主要参考文献、人名索引、事項索引
関連書リンク
水尾比呂志/著 / 定価:3,776円 (本体価格:3,433円)
小石新八/著 / 定価:2,090円 (本体価格:1,900円)