レポートの教室
ムサビ通信教育課程で必須のレポート提出。
「学習レポート」の指南書決定版
独学するムサビ通信教育課程の学生のために、設問に的確に応える2000字程度の「学習レポート」の作成を、学校で学ぶことの意義から説き、大学での学習に必要な文章表現の能力開発を支援する。『文章の教室』、『文章の新教室』に続く第三弾。
登録情報
著者 | 佐久間保明 |
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ISBN | ISBN978-4-901631-96-9 C3000 |
体裁 | A5 判/184 頁 |
刊行日 | 2011年04月01日 |
ジャンル | 人文・社会・自然 |
目次
第一章 今こそ学びのとき
ヒトは学ぶ動物/独学という方法/独学の応用/学校で学ぶ意味/失敗は恐くない
忙中閑話[一]てにをは
第二章 書きことばの世界へ
学ぶことは書くこと/書きことばの世界へ/言語生活の充実
忙中閑話[二]「が」の誘惑
第三章 書くための読み方
書くことの前提/読むときの手作業/要約をしながら/繰り返し読むこと
忙中閑話[三]「は」と「が」
第四章 レポートの特質
レポートとは何か/レポートは実用文/実用文の発想/二様のレポート/応答の姿勢
忙中閑話[四]「やはり」は癖になる
第五章 レポートの要素
二大要素/事実の基本/意見と事実の関係/それは誰の意見か/感想は不要か/感想からの出発
忙中閑話[五]漢字とかな
第六章 レポートの構成
三部構成/三部構成の実際/序論の始め方/本論の進め方/結論のむすび方
忙中閑話[六]外来語の表記
第七章 レポートの技術
小論文の文体/論文体の用語法/引用の方法/引用は正確に/記号の使い方
忙中閑話[七]辞典の活用
第八章 文章表現の基本
長い文より短い文/文と文章と段落/一段落に一主題/句読点も文字のうち/読点の実際
忙中閑話[八]書写の効用
第九章 課題に向かって
課題内容の消化/課題表現の傾向/述べよ式/論ぜよ式/考察せよ式/「文学」の課題/レポートの実際/原稿用紙の使い方
忙中閑話[九]日記の習慣
第十章 草稿から清書へ
書き始めはいつも草稿/推敲の秘訣/寝かせること/見なおしの要点
忙中閑話[十]手帳の携帯
〔付録〕レポート実例集