キュレーターの極上芸術案内
つくる、見る、聴く、読む、味わう
デュシャンからお弁当へ
ショパンから水餃子へ
日日の暮らしから五感の旅へと誘う
浪漫主義者の都市めぐり
ニューヨーク、パリ、京都、ウィーン、大分、アムステルダム…各地を飛び回って展覧会準備をするキュレーターの新見隆。さぁ、何を見る? 誰に会う? 晩御飯は? お土産も買わなくちゃ! ほんとうは家で寝そべり、ショパンやシューベルトを聴いていたい著者による〈つくる・見る・聴く・読む・味わう〉旅、究極のガイドブック。
【新見隆(にいみ・りゅう)】
1958 年、広島県尾道生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。専門は美術史、デザイン史、美術館学。セゾン美術館学芸員を経て、現在、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科教授。大分県立美術館館長。二期リゾート文化顧問。イサム・ノグチ庭園美術館学芸顧問。慶應義塾大学アート・センター訪問所員。著書に『空間のジャポニズム 建築・インテリアにおける日本趣味』(INAX、1992 年)、『モダニズムの建築・庭園をめぐる断章』(淡交社、2000 年)、『ミュゼオロジーへの招待』(共著、武蔵野美術大学出版局、2015 年)ほか。パナソニック電工汐留ミュージアムにおける「ウィーン工房 1903-1932 モダニズムの装飾的精神」展(2011 年)の企画監修によって第七回西洋美術振興財団賞「学術賞」を受賞。コラージュ、箱、人形、焼きもの、ガラス、食の絵のスケッチで、個展も行っている。
*2015年7月刊行時データです
登録情報
著者 | 新見隆 |
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ISBN | ISBN978-4-86463-033-7 C0070 |
体裁 | 四六判/256 頁 |
刊行日 | 2015年07月10日 |
ジャンル | 芸術理論 |
電子書籍 | 配信予定書店はこちら |
目次
ニューヨーク――摩天楼の向こうに「花嫁」の浮かんで
尾道――ユートピアの肉体
パリ――戻らなかった放蕩息子のために
東京――ショパンの亡霊の降る「首都」
京都――五感の庭を彷徨う孤独
ウィーン――水紋の果て、エロスの行方
大分――世界は白半分、黒半分、僕の未来のヴィーナスに
アムステルダム――人間主義の風土、オランダ賛歌
那須――我らの未来道場
シューベルトの庭
未来の娘たちに
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