アートマネージメントを学ぶ
“アートの力で世界は変わる”
社会とアートとの永続的な関係を構築しながら
21 世紀に相応しいさまざまな変革を促すために
いま求められているアートマネージメントとは
あらゆる面で変革が求められるいまの時代にこそ、アートが担うべき役割がある。多様なアートの力をうまく引き出しながら社会へ有効に働きかける、真のアートマネージメントを探究する。さまざまな事例やアートマネージメントの理論的背景なども紹介。アートマネージメントの実践へ、その第一歩となる一冊。
登録情報
著者 | 新見 隆・伊東正伸・加藤義夫・金子伸二・山出淳也 |
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執筆者 | 新見 隆・伊東正伸・加藤義夫・金子伸二・山出淳也 |
ISBN | ISBN978-4-86463-068-9 C3070 |
体裁 | A5 判/432 頁 |
刊行日 | 2018年04月01日 |
ジャンル | 芸術理論 |
目次
序章 プロジェクト・フォー・サヴァイヴァル
──アートマネージメントの根源的欲望のために[新見 隆]
第1 章 文化行政と美術展──アートがつむぐ社会[伊東正伸]
第1 節 美術展をめぐる日本の文化事情
第2 節 美術の国際交流
第3 節 国際展の現状と未来
第4 節 横浜トリエンナーレ2008 を振り返る
第2 章 美術の経済性──アートの命をめぐって[加藤義夫]
はじめに
第1 節 展覧会というかたち
第2 節 画廊と画商
第3 節 アート命! 画廊の現場から
第4 節 アートフェアとコレクターの存在
第5 節 アートマネージメントの準備運動
東京地域・名古屋地域・関西地域の主な「完全企画画廊」と「企画及び貸画廊」
第3 章 アートマネージメント論の思想的背景[金子伸二]
はじめに
第1 節 「アートマネジメント人材」とは何者か
第2 節 アートマネージメント論の源泉
第3 節 アートマネージメント論におけるピラミッドモデルの問題
おわりに
附論:円環としてのマネージメント、あるいは馬術について
第4 章 地域とアートプロジェクトの現状── BEPPU PROJECT の活動[山出淳也]
はじめに
第1 節 BEPPU PROJECT とは?
第2 節 国際芸術祭の実現に向けて
第3 節 アートプロジェクトがもたらす変化とその広がり
第4 節 地域におけるアートの役割
第5 章 「アートプロジェクト」の進め方──知っておくべきさまざまなこと[加藤義夫]
第1 節 「アートプロジェクト」を知る
第2 節 「アートプロジェクト」を進める
関連書リンク
新見隆/編 / 定価:2,310円 (本体価格:2,100円)
金子伸二・杉浦幸子/編 / 定価:2,860円 (本体価格:2,600円)
伊東正伸・岡部あおみ・加藤義夫・新見隆/著 / 定価:2,090円 (本体価格:1,900円)
岡部あおみ/監修 / 定価:2,090円 (本体価格:1,900円)
神野善治/監修 / 定価:2,090円 (本体価格:1,900円)
高橋直裕/編 / 定価:2,420円 (本体価格:2,200円)