障害理解と万人にひらかれた
美術教育がこれからの
インクルーシブ教育を担う!
専門家の領域であった障害児教育は、今やすべての教師がかかわる特別支援教育へと変化をみせている。本学教職課程「美術と福祉プログラム」の20 年にわたる蓄積から、障害についての最低限の知識のみならず、造形ワークショップによる交流、他者理解を伝授する。子どもたちを中心に、教師が、保護者が、地域の人々も含めてチーム学校として一緒に悩み、取り組むことで、障害のある人もない人も平等に参加する共生社会に近づいてゆく。
登録情報
編者 | 高橋陽一 |
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執筆者 | 高橋陽一・葉山 登・田中千賀子・有福一昭・杉山貴洋・川本雅子 |
ISBN | ISBN978-4-86463-072-6 C3037 |
体裁 | A5 判/272 頁 |
刊行日 | 2018年03月30日 |
ジャンル | ワークショップ/教育 |
正誤表 | 初版1刷 |
目次
まえがき 高橋陽一
第1章 共生社会のためのインクルーシブ教育 高橋陽一
第2 章 身体障害の理解と配慮と指導の基礎 高橋陽一
第3 章 知的障害、発達障害、障害以外の特別な教育的ニーズの理解と配慮と指導の基礎 高橋陽一
第4 章 特別支援学校の教育とアート 高橋陽一・葉山 登
第5 章 特別支援学級の役割とアート 葉山 登
第6 章 通級による指導の役割とアート 葉山 登
第7 章 通常学級における配慮とアート 田中千賀子
第8 章 児童館等における障害児、幼児への配慮とアート 有福一昭
第9 章 地域における障害理解とアート 杉山貴洋
第10 章 学校と社会福祉施設の連携 川本雅子
第11 章 事例研究 特別支援学級での実践とアート 葉山 登
第12 章 事例研究 ソーシャル・インクルージョンとしての「だれでもワークショップ」 杉山貴洋
第13 章 事例研究 障害のある子どもたちと歩んだアートと日常 川本雅子
第14 章 事例研究 アール・ブリュット作品などを題材にした対話型鑑賞の授業 田中千賀子
第15 章 事例研究 乳幼児から幼児を対象とした造形プログラム 有福一昭
あとがき 高橋陽一
索引
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