求められる美術教育
これからの社会を生きる子どもたちの資質・能力を
育むために必要とされる教師とは?
現場での即戦力となるよう「資質・能力育成教育」を主軸に、新学習指導要領を徹底的に解説。表現の題材、鑑賞の題材をはじめ、14の授業実践と連携がつくる学びなど、美術教育のエキスパート15人による豊富な事例を展開。「社会に開かれた教育課程」を実現するために、学校が、教師がなすべき造形による教育を追究する!
*『美術教育の動向』(武蔵野美術大学出版局、2009年刊行)大幅改訂。
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武蔵野美術大学大学院修士課程修了。武蔵野美術大学共通デザイン・教職課程研究室主任教授。専門分野は,美術・工芸教育法,教育方法。主な著書に『工芸の教育』『美術教育資料研究』(武蔵野美術大学出版局,2017,2014),文部科学省検定済中学校美術教科書『美術 1』『美術 2・3』(著者代表,開隆堂出版,2020)など。現在,公益社団法人日本美術教育連合代表理事,公益財団法人教育美術振興会理事,国際美術教育学会(InSEA)会員,美術科教育学会会員,文部科学省学習指導要領の改善に係る検討に必要な専門的作業等協力者(平成30年告示高等学校美術)。
*プロフィールの内容は、出版刊行時のものです。
登録情報
編者 | 大坪圭輔 |
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執筆者 | 大坪圭輔・小池研二・三澤一実・北沢昌代・麻 佐知子・濱脇みどり・藤田 航・安田 淳・永吉 聖・長島春美・平野信子・宮﨑浩子・中村美知枝・河合茂晴・落合良美 |
ISBN | ISBN978-4-86463-105-1 C3037 |
体裁 | A5判/256頁 |
刊行日 | 2020年03月31日 |
ジャンル | 教育 |
正誤表 | 正誤表 |
目次
第1章 求められる教育…………………………大坪圭輔
第1節 資質・能力育成教育
第2節 新学習指導要領の背景
第3節 新学習指導要領における美術教育
第4節 新たな評価の観点
第2章 新しい授業題材開発と教育方法
第1節 新たな授業の視点………………………小池研二
第2節 表現の題材と教育方法…………………小池研二
第3節 鑑賞の題材と教育方法…………………三澤一実
第4節 授業資料・副教材………………………北沢昌代
第3章 学びの見える授業実践
第1節 授業実践の展開…………………………大坪圭輔
第2節 小学校図画工作科での学び……………麻 佐知子
事例01 キラキラいろ水けんきゅうしつ………麻 佐知子
事例02 ダンボールでフェイク…………………麻 佐知子
第3節 中学校美術科での学び…………………濱脇みどり
事例03 墨と水で表すお気に入りの歌の世界…濱脇みどり
事例04 色水を作ろう!色の組み合わせでイメージを伝えよう…藤田 航
第4節 高等学校芸術科美術,工芸での学び…安田 淳
事例05 鉛筆素描に挑戦「鉛筆1本でサザエを描く」 …………………永吉 聖
事例06 共同制作「国際交流壁画プロジェクト…………………………長島春美
事例07 使い手を想定した提案「誰のためのカップ&ソーサー?」…平野信子
事例08 身近な生活と工芸「ペーパーナイフをつくる」………………宮﨑浩子
第5節 高等学校専門学科美術科での学び………………………………安田 淳
事例09 作家研究「自分の好きを組み立てる」…………………………中村美知枝
事例10 木彫「動物首像の制作」………………河合茂晴
第6節 中等教育学校における学び……………落合良美
事例11 文字でつながろう………………………落合良美
事例12 パッケージをデザインしよう…………落合良美
事例13 校内の安全を考えよ……………………落合良美
事例14 展覧会をデザインしよう………………落合良美
第4章 連携がつくる学び………………………三澤一実
第1節 連携の学びと意味
第2節 連携を生む「美術」の力
おわりに……………………………………………大坪圭輔
書評・紹介
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