パッケージデザインを学ぶ 基礎知識から実践まで

節分明けて立春、初午、大安。昨日はそういう日でした。一瞬ぼたん雪が降ってこれもよい眺めでした。

節分とともに、t:eeh担当のテキスト2冊は印刷所に運ばれていきました。とりあえず、一段落ついたわけですが、やったー!!ではなく、はあぁぁぁぁぁぁぁ…というかんじ。
入校間際、あまりにもおバカでした。「収拾つかないほどバカなんですけど」と自分に悪態をつくほどに。そのせいでしょうか。

これから色校やらなにやら、納品までにあれこれとクリアしなきゃいけないこともあります。終わったわけじゃなく、いまだ「あとちょっと、もうちょっと」の教科書制作です。

2冊の内の1冊は、『パッケージデザインを学ぶ 基礎知識から実践まで』です。B5判変形・176ページ・4色。
いまなら当たり前の飲みかけのお茶を鞄に入れて持ち歩くという行為は、ペットボトルが普及してこその話で、その前は、封を切ったら飲みきるしかなかったんだ、ということに気づいて、
そうか、パッケージはとても密接に生活に関わっていて、そのことに人はほとんど気づいていない、というより忘れちゃうんだ、と思ったのですが、忘れてるのはt:eehだけ?

1章でパッケージデザインの歴史、素材、印刷方法、カテゴリーを学び、

2章では身近な事例を取り上げ、そのパッケージがどんな意図で開発され、どこが優れているのかを論じます。ここだけで約90例もある。

3章では、2章で学んだ事例をもとに、自分がパッケージデザイナーになったら何をすべきかというケーススタディ。MAU社の清涼飲料のパッケージデザインを考えるスタディです。

4章は、売り場とパッケージ。棚に並んだときにそのデザインの見え方はどうなのかetc。店頭に並んでこそのパッケージデザインですからね。

5章は進化するパッケージデザイン。パッケージデザインが担う社会的役割や、デザイナーの力
というテーマです。

事例は全部で105例。いろんな人に読んでほしいなと思う次第です。

編集:t:eeh

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