雪の日の

今日は『絵本とイラストレーション 見えることば、見えないことば』の紹介をするつもりだったのですが、もったいぶって次回にします。
本のカバーには、スロバキアの著名なイラストレーター、ドゥシャン・カーライさんの「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」のイラストレーションが豪華に並びます。
素敵ですよ。

土曜日に東京では30年振りとかいう大雪が降りました。夜中にt:eehが測ったところ、たぶん35〜40㎝の積雪でしたね。
門扉が開かなくなると大変なので、何度か外に出て門扉近くの雪を除くたびに、門扉の外、北に南に人影一つないしんとした世界が広がって、異国のように見えました。
風邪っぴきでなければ、ものすごい防寒スタイルでたぶん散歩に行ってたと思う。

20何年前の大雪の日に、井の頭公園を「散歩」したとき、弁天池の周りをクロスカントリーしている人がいました。
フル装備で、何度も何度も周回してました。
クロスカントリーをテレビで見るのは好きですが、目の前をクラシックスタイルで走る人(滑走?)を見たときは「おおっ」と興奮しました。
萬助橋の近くの雑木林では、犬たちが30㎝の積雪の中を走ってて(走るというか、ジャンプしてて)、犬はほんとに雪が好きです。
いつも賑やかな井の頭公園が、このときばかりは物好きな人がいるだけで、池ではねる鯉や、水鳥や犬たちのための世界でした。

いま井の頭公園は池の水を掻き出して池の底を天日にさらす「かいぼり」の真っ最中です。池の底に250台もの自転車が捨てられていたとニュースになりましたが、夜中にこっそり捨ててるんだろうな…。みっともない姿だな。自転車じゃなくて、池に捨てる人のことです。

1月25〜26日に池の底のお魚をレスキューするボランティア募集というお知らせがあって、じつはちょっと行きたかった。教科書入校前の土壇場だったのであきらめましたが、近いうちに「かいぼり」の井の頭公園の様子をご報告します。

編集:t:eeh

コメント

  1. ハムコ より:

    あの雪はすごかった。我が家のベランダの手すりには、
    小さなツララが何本も! え、自分ちにツララ?!
    45年ぶりの大雪ですもの、そうですわ、生まれて初めてですわよ。