この秋、いよいよ『カウンターパンチ』が世に出る。
出さねばならぬ。やらねばならぬ。やっているが捗らぬ。
ぬぬぬ
「ぬ」という文字を見ていると、玉結びを思いだす。
針に糸を通して最後に玉結びをする、あれである。
手首がくるくるくるとうごき針に糸を巻きつけ、
そのあとすーっと持ち上げるようにして、
はんたいの手はすこし下に引っ張る。
子どもの時分、おとなのその仕草を見て
なんときれいな姿だろう!
と自分も真似をするのだが、どうも違う。できない。
ぬぬぬ
『カウンターパンチ』の索引をつくりながら
玉結びがうまくできないもどかしさがよみがえる。
索引をつくっていると、はッと気づくことが次々と。
ほんとはギャッと叫びたい心境。
ぬぬぬ
で、でも、超かっこいい本になるんだもんね。
[編集:ハムコ]
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