ねこ・かえる

というカテゴリーは、いとしいもの、かわいいもののこと、という説明はすでに呑猫がしております。なので、呑猫が言う「国民的歌手」も登場しするし、桜も、かえるの焼き印付大判焼きも出てくるわけです。

このカテゴリーが命名された日、密かに思ったものでした。
ある。私にはある。ねことかえるの「いとしいネタ」があるぞ、と。

ちっちゃーい庭に、私が住むずっと前から住んでいた(はずの)蛙がいて、暖かくなると蛙VS天然ボケ美人猫(これはうちの猫)のかわいい戦いが日々勃発します。
猫は蛙を触れない。よくわからないのですが触りません。睨み合う。ひたすら睨み合い続け、蛙が一歩ずいっと前に出ると、猫はびっくりして飛び上がって後退する。
その後、たぶん悔しかったんじゃないのかなと思うのですが、天然ボケ美人猫は、蛙の30㎝脇を全速力で何度も何度も駆け抜け続け、(笑い)声を押し殺して見つめ続けた私は、走り続ける天然ボケ美人猫をそのままに庭を引き上げ、部屋の中で思いっきりおなか抱えて笑ったのでした。わっはっはっは。はっはっはっ。

今年もそんな楽しい話ができるかなと思っていたのですが、今年、天然ボケ美人猫が見つけて興奮したのは、かちんこちんに固まって干からびた蛙の姿でした。ショック…。
そういえば今年はなかなか蛙に会えない、どうしたんだろとは思っていたものの、まさか凍死していたとは。啓蟄あけに出てきて、四月のあの寒さ、みぞれ、雪はあまりに無慈悲で過酷だったね…。
同じ場所に住む友人のような気がして、これからもずっと一緒に春を迎えると思っていた蛙に合掌。

編集:t:eeh

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