先週の今頃、夜の9時前、ハムコはひとりで
広島駅周辺を散歩(クールダウン)していました。
身内に不孝があり、お通夜のあとそのままホテルに
いる気になれず・・・
「先週だったら広島に来れなかったなぁ」
そう、先週は『ホスピタルギャラリー』印刷所入稿の
直前で、とてもではないが新幹線に乗れなかった。
「翌週は、もっと来れないだろうなぁ」
そうです、「翌週(今)」は『東洋美術史』の最終確認。
『マルチメディアを考える』もギリギリである。
広島に住まう親族は、ことにのんびりしており
「ハムちゃんどうしちゃってかいっつも思いよるんよぉ」
(ハムちゃん、どうしてるかな、といつも思うのよ)
と独特の抑揚で話す。
この抑揚を聞いていると、まるで波のようだと思う。
波はどこから来るのかわからないけれど、
なんともいえない心地良いリズムがある。
きっと自分の体内のどこかに、このリズムが流れて
いるのだろう。
ギリギリの普段の生活とはちがったリズムが
どこかに置き忘れたようにひっそりあるのだろう。
[編集:ハムコ]
コメント