練り絹とアジサイ

しばらく前からmaup界隈に甘い匂いがするようになりました。
クチナシの花です。クチナシの花の匂いをかぐたびにアイスクリームを思い出すt:eehです。風情なさすぎ。
おとといあたりから庭の八重のクチナシが咲き始め、雨の中3輪ほど咲きました。膨らみ始めた蕾もわりとたくさん。

雨に打たれると、ぼってりした上等な絹のような花弁があっというまにうちしおれて茶色くなってしまう花でもあります。
雨に弱いのに、雨の季節に咲くのもままならないねぇ、と思いながら、ほぼ咲き終えたあじさいを切って花器に移しました。

太陽の光の下だと打ち萎れて見えるあじさいですが、
花器に生けてこまめに水を変えてやるとびっくりするほど長く咲き続けてくれます。

その中の1輪です。
白熱灯の光が写り込んでますが、花器の色は、それこそ上等な絹みたいな白です。
小原流の先生の免許を保つ呑猫からのいただきものの花器です。
これは、どんな花でも、どんな生け方でも似合うんじゃないかと思ってました。
今年は間に合わなかったけれど、来年はバラの花をたっぷりと投げ入れてみようかな、と。
梅雨の季節の楽しみはいろいろあるのである。

編集:t:eeh

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