もう始まって一週間ほど経ってからのご紹介になりました。
池田良二新作銅版画展
“地上より 2015-2016”
会 期:2016年12月1日(木)−12月22日(木)
時 間:10:00−18:00(日祭休廊)
観覧料:無料
会 場:南天子画廊
〒104-0031 東京都中央区京橋3-6-5
TEL: 03-3563-3511
画廊のサイト → こちら
これまで同様に自然物や風景がフォトエッチングのモチーフとなっていますが、それが何を撮したものか一見わからないイメージの使い方をされていることと、そのイメージと併せて提示されるラフな筆跡を重ねたような画面の効果か、今回は、より抽象性が強く出ている作品が多いように感じました。
リトグラフと銅版画という手法の違いもありますが、前回ご紹介した永井研治先生の軽やかで色彩豊かな世界とは対照的な、重厚感のあるモノトーンの世界。作品の前に立つと、自分との会話が始まるような感覚にとらわれます。
『池田良二アートワーク1975-2016 静慮と精神の息吹』を会場でも発売中。先生がいらっしゃる時なら、きっとサイン入りになるでしょう。是非、お買い求めください。
(編集:凹山人)
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