道徳科教育講義と教育勅語

 弊社4月刊行の『道徳科教育講義』ですが、「第4章教育勅語にみる道徳」で教育勅語を詳細に記されていますので、学会やマスコミなどの教育勅語についての下調べでもいろいろご参考いただいているようで、ありがたいです。

 教育史研究では最大の組織である教育史学会(代表理事米田俊彦お茶の水女子大学教授)は、理事会が「「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)の教材使用に関する声明」を5月8日に発表しました。

 さらに、5月30日には教育史学会のシンポジウムが、戦前からの日本教育史学会や若手中堅中心の日本教育史研究会の協賛で開催されています。シンポジウムは研究者や報道関係者など140名ほどで盛会の模様ですが、配付資料が公開されています。
弊社刊行物も引用されているのでありがたい次第です。

写真は会場のお茶の水女子大学の案内板。

 他社からは教育勅語についての概説や批評の図書を急いで出版しようとするお話を伺っています。弊社の守備範囲は超えていますので、各社のご尽力を期待しております。

(ケロT取締役)

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