明日の午後から10月7日まで、武蔵野美術大学(鷹の台キャンパス)にある世界堂武蔵野美術大学店で、『ムサビ書店 2017』フェアを開催します。約180タイトル、500冊の。盛りだくさんの企画なので、ムサビ生に限らず鷹の台までぜひ足をお運びください。
さらに、『芸術の不可能性 瀧口修造 中井正一 岡本太郎 針生一郎 中平卓馬』は9月28日発売です。
30日のブログで呑猫が書いてましたが、カバーと帯の色校正が出たその日、t:eehは何度も仕上がりの状態を確認しうっとりしてました。
じつは呑猫が帰ったあとの誰もいない出版局でひとり色校を眺めては、にんまりしてた。不気味だったかもしれない。
不気味に笑いつつ写真を撮ったのですが、それはまた次回にアップします。
黒い宝石箱みたいな本になりました。
黒い本を開くと芸術の不可能性に賭けた5人の表現者の軌跡が放たれる。不可能性に賭けることこそが芸術の豊穣なんじゃないかと思ったりもしちゃうわけです。
月光も、夕暮れの美しい光も、作物の実りをもたらす太陽の光も、全部真っ暗闇の空(宇宙)からやってきますからね。
黒の豊穣を召し上がれって、ちょっと強引です。
編集:t:eeh
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