立川駅西地下道のアートプロジェクト進行中

弊社刊行『デザインとコミュニティ』『造形ワークショップの広がり』の共著者でもある齋藤啓子先生がコーディネートする立川駅西地下道のプロジェクトが、立川市と武蔵野美術大学の連携事業としてとりくまれ、多くの学科の学生たちがこの夏休みも活動していました。
これは『造形ワークショップを支える』を教科書とする授業「ワークショップ実践研究」をきっかけにして、2017年度からスタートしたものです。

西地下道の様子(制作途中)

立川駅西側にある地下道では、小学生、中学生、高校生、アールブリュット作家などさまざまな参加者による壁画が展開中です。立川駅の中央線と青梅線を横断する地下道らしく、ムサビ学生が準備した電車の外枠が統一モチーフになっていてます。
9月1日、9月2日には、一般公募による市民参加者や、小学生、障害のある方々のグループ、アールブリュット作家など、多様な立川市民が参加して、西地下道に電車をモチーフにした壁画を1車両ごとに描いていきました。

長い地下道だけに、通行する人も多くて、交通整理も大変。このあたりは立川市役所スタッフの各位のお力によります。

通りすがりのみなさんが、声をかけてくれたり、終わってからも立ち止まってみてくれたり。立川駅から西に歩くと見ることが出来ます。企画は現在も進行形です。

〔ケロT取締役〕

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