関野吉晴 ワンダースペース

台風の到来も一段落ついた様子で、落ちついた空模様の今日このごろ。来週15日(月)より、関野吉晴先生の展覧会がムサビの美術館を中心に開催されます。

「関野吉晴 ワンダースペース」

会期:2018年10月15日(月)―11月10日(土)
時間:10:00―18:00(土曜日・特別会館日 ―17:00)
休館日:日曜日 10月25日(木)、29日(月)
    ※10月28日(日)、11月4日(日)は特別開館日
会場:武蔵野美術大学美術館 展示室2、アトリウム1・2、
   南北地下通路(ガレリア)、14号館地下ギャラリー
入場料:無料

「関野吉晴[1949-]は、人類がアフリカから南米大陸まで拡散した5万キロもの道のり“グレートジャーニー”を、自身の脚力と腕力のみで足掛け10年かけ旅をした探検家であり、写真家、医師であると同時に、本学教授(文化人類学)でもある。本展では、関野の約50年に渡る行動と『虫の視点(虫瞰)と虫の眼(複眼)』で見出した関野独自の視点、思考を探るため、関野の旅の軌跡である写真作品や言葉などを5つのセクションに分け紹介する。関野の実践やその視点から地球全体を考察し、ひいては我々は現代社会をどう生きていくべきなのか、様々考えを巡らす機会となるだろう。」(美術館webサイトより)

会期中には、関野先生のギャラリートークやゲストを招いての映画の上映、鼎談などが予定されています。詳しくは、美術館のwebサイトでご確認ください。

美術館webサイト → こちら 

本展では、美術館・図書館のtwitter(→ こちら)でも紹介されている通り、関野先生や当時の学生たちによって造船のための工具から手づくりされた丸木船・縄文号が豊岡市立植村直己冒険館より里帰りしています。その勇姿を是非ご覧ください。また、この縄文号による航海「海のグレートジャーニー」の詳細については、弊社刊行の『海のグレートジャーニーと若者たち 四七〇〇キロの気づきの旅』(→ こちら)をご一読いただければと思います。

なお、会期中に開催される芸術祭の前後は、平日の休館日や日曜日の特別開館日があります(上記「休館日」参照)。よくご確認の上、おでかけください。

(編集:凹山人)

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