「色探検」はっとりこうへい 展

少し前までは、今年はいつまでも温かいなぁなどと言っていたのに、気がつけば寒さが身に染みる時期に。
そんな中、国分寺の美大予備校、武蔵野美術学院に併設されたギャラリーで愉快な展覧会が開催されています。

「色探検」はっとりこうへい 展
会期:2018年11月2日(金)~11月28日(水)
時間: 11:00~20:00
日曜・祝日・最終日~16:00 
場所:634展示室
   〒185-0012 東京都国分寺市本町2-4-10
   (国分寺駅から歩いて5分ほどです)

ギャラリーwebサイト → こちら

以前もご紹介したことがあったと思いますが、はっとりこうへいさんはムサビ彫刻出身の作家さんです。
ガイコツや動植物、自動車や塔?のようなものなど、さまざまなモチーフが、ユニークな形と鮮やかな色で表現されています。これらはすべて木彫。「色探検」というタイトルからも色に対するこだわりがうかがえますが、その制作方法は、楠材の彫刻をベースに100回にもおよぶ塗り重ねでできた色の層を彫り出して、複雑な色彩を出していくというものです。木彫と紹介しましたが、はっとりさんは自らの技法を「color sculpture(彩色彫刻)」と称しています。実際に目にすると、その幾重にも重なった色の層がよく分かります。是非、直にご覧いただきたいと思います。

次の日曜日にはワークショップが開催されます。

workshop 「オリジナルバッチを作ろう!」
11月25日(日)①11:00~13:00 ②14:00~16:00
対象年齢 :13歳以上
参加費:2,000円
お申込み「武蔵野美術学院 受付」:042-342-6899

自分なりの素敵なバッチをつくることができる機会です。興味のある方は奮ってご参加ください。

(編集:凹山人)

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