通信卒制集2018年度(2019年刊行)の撮影

一昨日の日曜日から昨日にかけての東京は、冷たい雨が降りつづきました。
そんな天候でも、鷹の台校の9号館地下は独特のエネルギーに満ち溢れていました。

まずは日曜日、武蔵野美術大学通信教育課程デザイン系の卒業制作が、ほとんど展覧会と同じように設置され「講評」が行われます。
各自、その学科全員の前でプレゼンしなければなりません。
通信の先生だけでなく、通学の先生もいらっしゃいます。
卒制プレゼンほど、人生で緊張することはないっす(実感)
前の晩は眠れないし、御飯も喉にとおりません。
この緊張とプレッシャーを乗り越えられれば、人生の半分は難なくいけるぞ!
ほんとに、そういう気持ちで見守るハムコ。

なんで見守るのか?
はい、講評が終わり次第、先生方は採点、そのあと作品集の打ち合わせがあるからです。
いつ採点が終わってもいいように、講評の後半から密かに見ています。
はやい打ち合わせは14時から、遅い打ち合わせは17時から。
40数名の作品1点ずつ作品を拝見し、どのようなカットで撮るのかを相談します。

そして人の気配がすっかりなくなった9号館地下で、撮影する作品をならべて撮影手順を考える。
さきほどのメモを見ながら、忘れていることはないか、カメラマンに伝えるべきこと等々。
翌朝は10時から撮影スタート。
カメラマン助手になりきるハムコ。
30点ほどの撮影を終了した18時になると、まっすぐ歩けないくらい疲れます(年のせい?)

そして来週の月曜日は、展覧会場でもう一度、撮影をします。
これが終わると春がくる。

写真は2017年度(2018年刊行)の通信卒制集


[編集:ハムコ]

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