『ファシリテーションの技法』、テキスト活用中

弊社4月刊行の『ファシリテーションの技法』ですが、本学の通学課程「ワークショップ実践研究Ⅰ」や教員の免許状更新講習の選択必修領域で、さっそく教科書として活用中です。

今回の特色は、武蔵野美術大学「造形ファシリテーション能力獲得プログラム」の学部学生の活動や、美術教員の研修活動など
の成果が盛り込まれたことです。
学生たちのところでは、立川駅西地下道アートプロジェクト(立川市役所と武蔵野美術大学の連携)が最近の活動としてもりこまれています。また、現職美術教員のための情報として、新学習指導要領に対応した学力論や「学校でワークショップをする意味は何か」とか「授業とワークショップはどんな関係なの」という実践的難問にも、参考となる多くの提起を含めていることです。

ここで、すこし整理しておきますと、武蔵美の学生教育などとの関係で作られたワークショップ教科書は次のとおりです。
『ワークショップ実践研究』通信教育課程の教科書
『美術と福祉とワークショプ』通学課程の美術と福祉プログラム
『造形ワークショップを支える』通学課程のテキスト
『造形ワークショップ入門』通信教育課程の最新教科書

今回の『ファシリテーションの技法』は、上記『支える』の改定版にあたりますが、学生のみならず、美術教員や社会教育指導者の
テキストとして充実した点が特徴となります。なお、昨年刊行の『特別支援教育とアート』と今年刊行の『総合学習とアート』も、美術と福祉チームによるワークショップの視点をふまえた学部学生の教科書として活用されています。

〔ケロT取締役〕

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