現在、国立新美術館で、
『マン・レイ展 知られざる創作の秘密』
が催されており、
都内35℃の猛暑日のなか、
営業(&見学)に行って参りました。
2007年から欧州を巡回している展覧会が、
初めて日本で紹介されることになったそうです。
展示品のなかには、たくさんの未公開作品もあり、
秘蔵のカラー写真をみることが出来ました。
展覧会をみて、あらためて思ったのは、
作家にとってのミューズの存在。
妻ジュリエットの美しいこと…。
1976年に建てられたマン・レイの墓碑には、
今回の展覧会のサブタイトルにもなっていますが、
“Unconcerned, but not indifferent”
(無頓着、無関心ではなく)
マン・レイらしい言葉と思いました。
そして、マン・レイの死後15年に他界した、
妻ジュリエットの墓碑には、
二人のポートレートと、
“Together Again”
(ふたたび 一緒に)
…なんだか、ジーンときてしまいました。
さてさて、MAUPの宣伝を少し。
フランス語上級者向けの購読テキスト
藤田尊潮編のマン・レイ「インタビュー」が
企画展内の特別ショップで
発売されています。
こちらは、
Man Ray,Ce que je suis et autres texts
(Paris,Hoëbeke ,1998)から
L’interviez de cameraという章を
抜粋、編集したもので、
フランス語の初級文法を習得した方なら
辞書を使って読み進めることができる、
とのことです。
ほかにもマン・レイ関連本、
オリジナルグッズが販売されています。
機会があればぜひこちらもお立ち寄りください。
美術館はひんやり涼しいですよ〜。
[営業ずっち☆]
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