値上げと交渉

連日、物価上昇が報道されている。
最近でいうと、9月から10月に
缶ビールが価格改定されるというニュースは痛いなあ。
こうした値上げは抗おうにも手段がないので、消費量を抑えてしのぐしかない。

仕事面では、昨年からずっと用紙の値上げが通達されていて、
4月納入分から本文用紙の新価格が適用された。
いよいよ、教科書の秋採用を考えて増刷検討を始め、
表紙用紙やカバー用紙についても、新価格について受け止めなければと
用紙代理店へ連絡すると……。
製紙メーカーに「現在交渉中」とのこと。これ以上、上がることはないという
単価を提示いただき、「決着単価」は決定次第いただくことになった。
ありがたい。
本文用紙も、こうした交渉の結果、
決着単価は、当初の提示額よりも下げていただいた。

しかし。
値上げは用紙にとどまらず。
3年ぶりに増刷を決定したタイトルの
印刷・製本代の見積もりを受け取ると、
胃がきゅるるんとなる、価格の提示。
こちらは、交渉をしていかなければ。

[制作:呑猫]

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