今日で11月も終わり。今年もあとひと月という現実……。
そんな中、ムサビ版画出身の作家、濱田富貴さんの展覧会をご紹介。
「濱田富貴展 ―言ノ葉―program」
会期:2023年12月4日(月)― 12月23日(土) ※日曜休廊
時間:月曜〜金曜 11:00-18:30/土曜・展覧会最終日 11:00-17:00
会場:ギャラリーなつか & クロスビューアーツ
東京都中央区京橋3-4-2 フォーチュンビル 1F
「以前レジデンスで訪れた真冬の北海道士別市で、ふと、乱立する立ち枯れた植物を真っ白で広大な雪原の中に見つけた時、何か巨大な紙に書かれた文字のように見えた。まるで地球規模の書物のような。
この世界は、我々人間が認識出来ない言葉の暗号が網の目のように張り巡らされているように思える。
プログラミング言語は、コンピューターが理解する『0と1の世界』を、人間が分かる言語の世界とつなぎ合わせるものとして存在している。
とすれば、この森羅万象と我々を繋ぎ合わせる言語は一体どれほどあるのだろう。
この世界のなりたちと自然界、過去と現在、記録と記憶、遥か古代から刻み込まれ格納されてきた膨大なDNA、それらの『言葉のかたち』を、植物の姿を借りて紙面に手繰り寄せていく。
ああ、それにしても、我々はこの世界のほんの一部しか知らずに死んでいくのだ。なんと勿体なく悔しいことか。」(ギャラリーwebサイトより)
ギャラリーwebサイト → こちら
寒さ対策をして、是非、お出かけください。
(編集:凹山人)
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