「ドボク」というキーワード

先週末、読売新聞・江東版から飛び込んできた文字。
それは「ドボク」。新聞でも、認知されているんだ! と感激しました。
そうです「ドボク」とは、2008年6月15日武蔵野美術大学で開催された「ドボク・サミット」において、
《土木構造物のみならず土木の特徴のひとつである機能性重視という性格を持つ建築物(工場や団地など)まで含めた領域を示す》ため、カタカナ表記にこだわり定義した表現法でした。

新聞記事によれば、深川東京モダン館で、同館が今夏6回にわたって専門家を講師に招いた「江東ドボクマッピング新観光講座」を開催→その講座をもとに鑑賞マップを作製することになったよ!(来年1月完成予定)→その前に12月14日まで入場無料で「江東ドボクマッピング新観光展」を開催しています!
というものでした。

これって、もしかして?
そうでした、2009年刊行の『ドボク・サミット』の著者たちが、専門家として講師を務めていたのでした。
週末、近所なので自転車で行ってみると(でも、迷いました)、講座で紹介された橋や水門などのパネル展示が壁一面に。講師たちの著書として『ドボク・サミット』も紹介されていましたよ。
深川東京モダン館は、国の登録有形文化財になっている建造物を改装して再利用した文化・観光の発信拠点。建築に興味のある方、街歩きがお好きな方にもおすすめです。

時を経て、『ドボク・サミット』熱、再び! となるとよいなあ。

[制作:呑猫]

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