4月末刊行予定の担当本がいま佳境です。本文組みのデザインががほぼ固まり、これから装丁やら帯のキャッチコピーやら、外回りのデザインに入ります。デザイナーさんがどんな案を出してくれるのか、いちばん楽しいところです。
著者の思考が形になる、形のないものが形をとり始める。ちょっとダイナミックな時間です。「修羅場」という言葉もありますが、この時期は正しく「かきょう/佳境」と言いたいですね。
「いま佳境です」と書くとなにやら美しくみえます。広辞苑で調べてみました。佳境とは、1)景色の素晴らしくよい所。2)面白い所。3)非常によい場面。4)妙所。ね。
思考のフォルムが生まれんとする、いままさに佳境であります。
編集:t:eeh
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