どっどど どどうど どどうど どどう

今日の東京地方は、梅雨入り間近を感じさせる曇り空。
時折、細かい雨も降る生憎の天気です。
そして、今日もけっこう強い風が吹いています。

この春、強い風の吹く日が例年より相当多いように感じているのは私だけでしょうか? 4月までは気温が低めな上に風が吹きつけ、5月に入りようやく気温も上がってきてもやはり風が吹き、風が止めば暑いくらいという時期にいつの間にか突入してしまいました。気温も丁度よくて穏やかな、いわゆる春らしい日は、数えるほどしかなかったように思います。
そよ風程度は気持がいいですが、びゅーびゅー吹き荒れる風は苦手(誰でもか)。あまり強いと、気持が落ち着かなくなります。子どもの頃、ごく稀に東北地方まで台風が強い勢力をもったまま北上してくることがありました。そんなときは本当にドキドキしながら、強い雨と風が過ぎ去っていくのを待っていた記憶があります。雨よりも風が恐ろしかった。その感覚は、今もあまり変わっていないかも。
強い風といえば、アメリカの竜巻のニュースには驚きました。アメリカでは竜巻がよく発生するという認識はあったものの、文字どおり跡形もなく街が吹き飛ばされている映像は、3.11とも重なり相当衝撃的でした。そして竜巻は決して他人事、他国の問題ではないのですね。昨年は茨城県でも強力な竜巻が発生して、亡くなる方もでるほどの大きな被害を受けました。専門家によれば、温暖化などの地球規模の環境の変化にともない竜巻の発生する確率は年々高くなっているのだそうです。東京の都心で発生したらと考えると……。
日本には二千を超える風の名前があると言います。雨や色などの名前もそうですが、本当に日本人てちょっとした違いに敏感と言うかこだわるというか、すごいですね。で、いろいろな風にいちいち名前をつけて、長いことつき合ってきたわけですよね。うーんでも、竜巻とはもちろんだけれど、この春吹いている風ともあまりおつき合いしたくないなぁ。明日は止みますように。

(編集:凹山人)

コメント

  1. ハムコ より:

    森谷延雄は、暴風で小学校が倒壊し、以来、風を極端に
    怖がるようになったそうです。
    あ、知らないか、森谷延雄・・・ハムコの修論ですが・・・

  2. 凹山人 より:

    結局、今日(30日)も強い風が吹き荒れています。
    やはり何かがおかしい……のでは?