武蔵野美術大学出版局

展覧会情報

吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる/埼玉県立近代美術館

今日は、先日、神奈川県立近代美術館葉山での開催を終え、埼玉県立近代美術館へ巡回、開催される吉田克朗先生の展覧会をあらためてご紹介。「吉田克朗展―ものに、風景に、世界に触れる」
会期:2024年7月13日(土)–9月23日(月・祝)
      ※月曜(7月15日、8月12日、9月16日、9月23日を除く)休館
時間:10:00-17:30(展示室への入場は17:00まで)
会場:埼玉県立近代美術館
観覧料:一般1,100(880)円
        大高生880(710)円
        ※()内は20名以上の団体料金。
        ※中学生以下と障害者手帳ご提示の方(付き添い1名含む)...
いぬ・ねこ・かえる

重版出来:加藤幸治先生『民俗学 ヴァナキュラー編』

いちばん好きな言葉は「重版出来」いちばん嫌いな言葉は「返品了解」です。加藤幸治先生『民俗学 ヴァナキュラー編』第2刷が納品されました。この本は、2021年11月刊行。出版企画を加藤先生からいただいたのは2021年1月末、ひたすらコロナに怯えていた時期です。それから刊行までの期間「10か月」は、ハムコの編集では最短記録。コロナ禍にあったからこそできた、とも言えますし、編集者の仕事はコロナに左右されない、とも言えます。ま、いつでも、やる気×勇気×元気があれば、なんとかなるもんです。今回の増刷では、見返しに使っている用紙(色上質)の「アマリリス」が廃盤になってしまい、慌てて「サーモン」に変更しました...
展覧会情報

展覧会:FOR YOU BLUE 白須純

今日は、ムサビ版画出身で、現在は主にアズレージョ(ポルトガルタイル)の作家として活動されている白須純さんの展覧会をご紹介。「FORYOUBLUE 白須純」会期:2024年7月6日(土)―7月27日(土)   ※日・月曜日、祝日休廊時間:12:00-19:00会場:eitoeiko   東京都新宿区矢来町32-2ワークショップ:アズレージョ制作体験2024年7月14日(日)、28日(日)13:00-16:00ギャラリーにてポルトガルタイルに絵付をして、オリジナルタイルを制作。制作したタイルは後日、焼成後のお渡し。参加料5,000円/1枚 追加タイル1枚1,000円事前予約制ei@eitoeiko...
いぬ・ねこ・かえる

祝納品『造形実験 新しい美術の授業を始めよう!』

製本所から、キッチリと包まれた本が届く。たいていは10冊梱包、薄手の本ならば15冊。包み紙は、そーっと剥がします。バリバリ破る人がいるけれど、あれは絶対よくない。中で寝てた本が驚いちゃうからね。そうして、そーっと1冊手にして、、、ドキドキします。遠くから見ていたいけれど、そうもいかないので、1ページずつページをめくります。本扉から、目次、第1章から最後の奥付まで、、、ドキドキします。落丁がないかを調べて、やれやれ(ココロの中で拍手!)さて、今回はここで編者の三澤先生に「できました〜」とメールをすると、「予感がして今出校しました。」というご返事。三澤先生と、じーっと見る。「できたね〜」「できまし...
イベントのお知らせ

武蔵野美術大学 来校型オープンキャンパス 2024 参加予約受付中

武蔵野美術大学では、7月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり鷹の台キャンパスにてオープンキャンパスが実施されます。全13学科・専攻の教員や学生による相談会、学生の作品展示、ワークショップ、ファッションショー、学内ツアー、トークショーなどが行われます。参加は予約制。現在、受付中です。
日程:2024年7月13日(土)、14日(日)時間:9:30〜16:30会場:鷹の台キャンパス(東京都小平市小川町1-736)参加方法:WEBサイトより予約詳細・予約:→こちらプレスリリース:→こちら受験を考えている方はもちろん、そのご家族や美大に興味のある方も、是非、足をお運びください。編集:凹山人
いぬ・ねこ・かえる

赤い宝石

今が旬の「赤い宝石」、さくらんぼをいただきました。山形の紅秀峰という品種です。今年は不作だそうで、昨年夏の猛暑や、今春の開花期の高温や乾燥した日が多かったことが影響しているそうです。そんな中の貴重なさくらんぼ!「ありがたや、ありがたや‥」といただきます。本当に美味しい!!かくいう私も遠いルーツは山形県天童市にあるのですが、祖父母やその親戚が他界して、付き合いがなくなってしまった現在、フルーツ王国山形の恩恵にあずかっていません。あ、でも、ふるさと納税で山形のつやひめという品種のお米をいただいています。美味しいお米です。今日は書籍とは全く関係ない、食べ物のお話でした。[営業:ヤッシー]
いぬ・ねこ・かえる

びわたわわ

これは先週の写真、ムサビ中央広場の左手にある枇杷の木です。物干し竿の先にS字フックをつけたような道具を手に、なんとかもぎ取ろうとキャーキャー大騒ぎの学生さんもいれば、大型の脚立を立てて黙々と挑戦する学生さんもいますが、とても上までは手が届かず・・・かなり大きな木なのです。豊作なんだけどなぁ、ハムコも食べたい・・・結局は鳥が独占している様子。武田百合子さんに「枇杷」というエッセイがあり、毎年、この時期になると読み返します。この春、娘さんの花さんが亡くなり、今年はご家族3人揃って天国で枇杷を食べているのかも。あの枇杷は、天国にいる人のためのデザートなのかもしれません。(編集:ハムコ)
展覧会情報

新潟市美術館「遠藤彰子展」

本日は、展覧会のお知らせです。新潟市美術館にて6月22日(土)〜8月25日(日)の会期で、本学油絵学科名誉教授の遠藤彰子先生の展覧会「遠藤彰子展 巨大画の迷宮にさまよう」が開催されます。美術館のショップでは、2017年に本学にて開催した「遠藤彰子展“CosmicSoul”」の公式図録『遠藤彰子CosmicSoul』を販売いただきます。また、弊社の図録以外にも遠藤先生がデザインされた猫風呂敷やてぬぐいなども販売の予定です。かわいいですよね。これから夏休みの季節です。遠藤先生のダイナミックな作品を観に、ぜひ新潟市を訪れてみてはいかがでしょうか。[営業:ヤッシー]
いぬ・ねこ・かえる

校了『造形実験 新しい美術の授業を始めよう!』

三澤一実先生編『造形実験 新しい美術の授業を始めよう!』が昨日、校了となりました。刊行が大幅に遅れた理由の一つは、弊社の移転です(汗しかし、吉祥寺校から鷹の台キャンパスに移転して、よかった!としみじみと感じるのは、学内の著者の先生方との距離が縮まったこと。三澤先生の教職研究室と出版局は、徒歩66歩。最短距離の研究室です。ほんのちょっと相談する、気になるところをうかがうのに、今まではpdfのやりとりがほとんど。しかし、対面のほうが(当たり前ですが)情報量はずっと多いのです。「用事」だけではなく、「ついで」の話が重要で、それが次の企画になったり、新しい著者との出会いにつながったりする。コロナ禍を経...
ひとりごと

玉川上水を歩く朝

雨のあとの玉川上水は、足元に気をつけないといけませんが、じつに清々しい。ことに朝、ここを歩くたびに「新しい一日」を感じます。というと優雅な印象ですが、実際には毎朝「そうだ、忘れてた、あれはどうなったんだっけ?」と反芻し。。。今週は、2年後に刊行する書籍2冊がなんとか決まり、あ、もう1冊、あれはどうなるんだっけ? もう金曜日の夕方です(汗(編集::ハムコ)