武蔵野美術大学出版局

いぬ・ねこ・かえる

「アレ」ですね

このところ、御茶ノ水の歯医者さんで「エンド治療」をしています。末期治療ではなく、歯の根っこの治療です。一時間くらい口を開けっぱなしの施術で、首や背中が痛くなる始末。昨日の昼過ぎ、エンド治療のあと、御茶ノ水駅の中央線ホームでしょんぼりしていると、向こうから、これ以上なく胸を張って歩いてくるおっさんあり。黒いTシャツ、首には黄色いタオル。まさしく畏怖堂々。何故なんだ。この人は総武線に乗るらしく、ハムコの前でくるりと背を向けた。「生涯虎魂」と黄色で大きく書かれた背中❗ははぁ、虎キチさんや。そらまぁ、わかりまっ。18年ぶり? ええなぁ。。。あたしが生きてる間に、一度でいいから優勝してほしいと願うのはB...
展覧会情報

留守 玲 ー順手・逆手・ドライヴ 1から作るか、ある物から作るかー

今日は、好評発売中『わからない彫刻つくる編』の続編、現在制作中の『わからない彫刻みる編』の著者である留守玲さんの展覧会をご紹介。「留守玲ー順手・逆手・ドライヴ 1から作るか、ある物から作るかー」会期:9月20日(水)ー10月9日(月・祝)時間:10:30-19:30会場:日本橋髙島屋S.C.本館6階美術画廊X   東京都中央区日本橋2-4-1「素材とする鉄と真摯に向き合いながら、自らの鉄観、さび観、熔接観を探り、見出しながら作品として昇華しています。小さな鉄のチップを一片ずつ積み重ねて熔接する技法をはじめとした様々な方法を駆使し、錆び、朽ちるという時間軸と、制作の過程から見出した新たな発見をも...
MAUPのヒミツ

新入社員

みなさまはじめまして。新入社員のナジオです。美術の隅の方で無我夢中に働き、30代半ばになりました。編集という仕事に就くくらいなので言わずもがなですが、本が好きです。時間や場所、言語を超えて、知性や経験、想像が、文字と紙の集合として自分の掌中にあること、どこにでもいけること、本とはそういうものですが、すばらしいものとつくづく思います。美術を好きな理由も、本を好きな理由に近いです。紙、文字、デザイン、印刷など、本をめぐるあれこれも大好きです。長く読み継がれる本をつくれるよう頑張りたいと思います。そのほか、食、ラジオ、うちの猫、全猫、服、音楽、映画などが好きです。まぁ普通にカルチャー全般が好きという...
展覧会情報

遠藤彰子展 在り過ぐす(釧路市立美術館にて)

8月27日まで山形美術館にて開催されました、「遠藤彰子展巨大画で挑む生命の叙事詩」は、大盛況のうちに幕を閉じ、MAUP刊行「遠藤彰子CosmicSoul」も、過去最高の販売数をご報告いただきました。ありがとうございます🙏山形の皆様!!山形美術館へ足を運ばれた皆様!!🍒そして現在、北海道・釧路市立美術館にて、「遠藤彰子展在り過ぐす」が絶賛開催中です!!10月22日までです。こちらでも、MAUP刊行「遠藤彰子CosmicSoul」を販売していただいております。なかなか北海道までは行けませんが…北海道の広大な大地に、遠藤彰子先生の巨大画。いろいろ壮大です。(←壮大すぎてざっくりになりすみません笑)北...
展覧会情報

【展覧会情報】大浦一志 雲仙普賢岳/記憶の地層

ムサビの共通絵画研究室で絵画表現を通し美術・デザインにおける「造形の基礎とは何か」を考える実技授業に長年携わってきた大浦一志先生の退任記念展が9月4日(月)-10月1日(日)の間、武蔵野美術大学美術館・図書館にて、開催されています。『雲仙普賢岳/記憶の地層』その時を封じたような写真作品、発掘現場を臨場館あふれ感じることができるインスタレーション。大浦先生の雲仙普賢岳にたいする熱量がドシンと伝わってきます。MAUPでは、2021年に『雲仙普賢岳 被災民家跡を発掘する』を刊行させていただきました。展覧会会場で1割引きで御購入できます。また展覧会にあわせた展覧会カタログも発売されています。また同時に...
いぬ・ねこ・かえる

ル・コルビュジエのスケッチ

鈴木明先生の博士論文「ル・コルビュジエのモデュロールに描かれた身体図像に関する研究」に新たな御原稿を加えて、弊社から刊行することになっています。「どうしてコルビュジエは、図面に人体を描き込むの?」と思ったのですが、当初さすがに鈴木先生に直接は聞けず、、、友人の建築家に聞いてみたら、人体図をひとつのメッセージとして使用しているのではないか、とのこと。さらには「私見ですが、建築家にはデッサンに自信のない人が多いので、上手い下手が判る人物を描きたくない、という心理もあるのでは?」なるほどねぇ、、、たしかにコルビュジエはスケッチがうまい。建物や風景は「ふつうに」うまいが、ジョセフィン・ベーカーの寝顔の...
展覧会情報

清水健太郎展 バベルの末裔たち

今日は、ムサビ通信教育課程で指導されている清水健太郎先生の展覧会をご紹介。画廊開設29周年記念企画 「清水健太郎展 バベルの末裔たち」会期:2023年9月7日(木)−19日(火)   ※9/13(水)休廊時間:11:00-18:00 ※最終日16:00まで会場:コート・ギャラリー国立   東京都国立市中1-8-32作家在廊予定日時:9/7(木)、9(土)、10(日)、         16(土)、17(日)、19(火)         各日13:00よりギャラリーwebサイト→こちら「近年、旧約聖書の創世記に登場する『バベルの塔』をテーマに制作を続けています。(中略)人類の過信への戒めを説くこ...
展覧会情報

「はっとりこうへい COLOR SCULPTURE」&「ハイキング」

今日は、ムサビ彫刻出身の作家、はっとりこうへいさんの展覧会をご紹介。「はっとりこうへい COLORSCULPTURE」会期:2023年9月4日(月)−9月23日(土・祝)   ※日曜日休廊(祝日の18日、23日は開廊)時間:11:00-17:00会場:gFAL(GalleryofFineArtLaboratory)   東京都小平市小川町1-736    武蔵野美術大学鷹の台キャンパス2号館1F「自ら制作したカタチから既製品のカタチまで、色を塗り重ねることで、カタチがもつ素材感、イメージが色層で覆われ、フラットな状態のシルエットになり『色のカタチ』が生まれます。この『色のカタチ』を彫刻するプロ...
いぬ・ねこ・かえる

『構成 高橋正人の遺した造形教育』は10月下旬発売予定!

それにしても毎日、暑いですね。8月30日の今日、必死に宿題をやっている人もいるかな。本日、白尾隆太郎先生の『構成 高橋正人の遺した造形教育』を印刷所入稿しました!来週の月曜日には初校が上がってくるという。ち、ちょっと早くない???入稿したら1週間くらい、のんびり気分で掃除する「暇」があてっもいいぢゃないのさ。でも、カバーは楽しみ。シルバーの箔押しなんだけれど、押してからマットPPをかけるか、PPかけてから箔を押すか、それともニスにするか、何種類かテストしてもらうのです。ウキウキ。テスト版で、出来上がった箔押しを撫でるときに「生きててよかった!」とハムコは思うんですよぉ←変態と言われても構わない...
ひとりごと

2023 夏の終わりに。

昨日のブログの通り、営業zucchiさん、お帰りなさ〜い!!👏👏🤗の今週スタートであります!zucchiさんと呑猫さんがほぼ同時期にいなくなってしまい…TTピロイはその間、ひたすらお二人が残してくださった数々のマニュアルとにらめっこしながら、なんとか過ごして来れました💦😅最終的には勘で乗り越えられたことも…(笑)そんなzucchiさんが企画・プロデュースし、大好評につき品切れだった「就活A3ファイル」が、増産→7月下旬に納品となり、現在すでに販売開始しております!!「いつ頃出来上がりますか?」「見本品や汚れていてもいいので買わせてもらえませんか?」そんな嬉しい(申し訳ない気持ちにもなる)お電話...