武蔵野美術大学出版局

日常の業務

手のかたち・手のちから展

4月27日から5月6日までの10連休が明けた途端、ドン!ドン!!ドン!!!と超厳しい制作スケジュールの企画ものが目白押しなのである。でもいずれも選りすぐりの面白い企画ものばかり。まず第一弾は、2019年8月9日から9月21日まで開かれる「手のかたち・手のちから」(くらしの造形20)展に連動した企画で、福井県若狭地方の三方石観音に奉納された6万点余の「手足形」の造形の魅力を紹介し、人間の「手」の機能が「道具」へと展開して行く過程をさまざまな角度からとらえます。さらに、人形浄瑠璃に出てくる人形の「手」、ねぶたの「手」、脳の機能を絵で表したもの、さらにそれを立体化したホムンクルスの像、動物の手、サル...
いぬ・ねこ・かえる

チコちゃんに叱られたい

玉川大学出版部さんより『おそらにはてはあるの?』をご恵贈いただいた。7刷である!さっそく御礼のメールをお送りしたところ、「じつは、もう8刷なんだけど」という即レスがきた。初刷は2003年。NHK名物番組「チコちゃん」で取り上げられ、大増刷となったという。いいなぁ、チコちゃんに叱られた〜い。。。。という邪な気持ちをもって読みはじめて、すぐに反省した。これは、テキストと、ヴィジュアルの、融合に、文字通り、眼を、見張った。こんなふうに子どもにお話できるオトナにわたしはなりたい。[編集:ハムコ]
ひとりごと

世代間ギャップ

前回のブー当番で、私が感動して泣いてるのを、なんで姪っ子ちゃんはウケてたの?と、何人かに尋ねられ…一人に聞かれたらその人だけに説明するのですが、3人以上に聞かれたら、説明義務があると、昔教わったので説明しますとf^_^;)これ、姪っ子だけじゃないんです。現代っ子にありがちな現象らしく、妹や、妹のママ友の話を聞くと(なぜか妹のママ友の輪に、いつもしれっといるピロイ笑 いえ、話し面白いんですよ🤣)今の子って、「泣いている顔」「怒っている顔」が、どうも変顔に見える(見えているかもしれない)らしいのです。(もちろん、もしかしたら…という推測の話し)恐らく、携帯アプリの普及や、YouTubeなどの動画の...
展覧会情報

展覧会情報

ムサビが運営するギャラリーαM。2019年度は、東京都現代美術館学芸員の藪前知子さんをゲストキュレーターに迎えて4月からαMプロジェクト2019が始動中。「vol.1毒山凡太郎」に続いて、6月1日(土)からは、風間サチコさんの展覧会が始まります。αMプロジェクト2019『東京計画2019』「vol.2風間サチコSachikoKAZAMA」会期:2019年6月1日(土)~7月13日(土)※日月祝休時間:11:00~19:00  観覧料:無料(詳細はギャラリーwebサイトで→こちら)風間さんは、昨年までMAUPと同じ吉祥寺校内にあった武蔵野美術学園で版画を学ばれ、その後、精力的に発表を続けられてい...
刊行・販売案内

「図書目録2019」謹呈いたします

おまたせいたしました。「図書目録2019」が完成し、本webに掲載しました。今年の表紙は、本学教授 水上泰財先生の「春よ来い」です。ご希望の方に謹呈いたします。メール(press@musabi.ac.jp)にて件名を「図書目録希望」としてお送りください。また、webからダウンロードもできます。2019年4月刊行の新刊を巻頭にしていますので、新刊チェックにもお役立ていただけると思います。「図書目録2019謹呈」お知らせのページには、全書目の「注文書」もダウンロードできます。購入リストにするなど、活用していただけますと幸いです。[制作:呑猫]
ひとりごと

4つの元号を生きる先輩のお話し

令和になって14日。まだまだ令和の話題、冷めやらずですね。10連休があったなんて、なんだか遠い昔のように、余裕で日常に戻るものです。とはいえ、その3分の1日くらい、地元新潟県に帰省いたしました。祖父が少し体調を崩し、3日間だけ入院。家族でお見舞いに行きました。「おじいちゃーん」と、ドアを開けると、「おやおや、まぁ〜、来てくれたの?」と立ち上がり、「まぁ、広いところでコーヒーでも飲みましょうよ」と、おじいちゃん。(祖父は、私たちが子供の頃から、孫たちに対しても、丁寧な口調でお話しする人で、子供ながらに、なんか、素敵だな、紳士だな、と思っていました)その時、祖父がおもむろに手にしたバッグが、なんと...
展覧会情報

展覧会情報

ムサビ卒業生を中心とした若手アーティストの発表の場として、油絵学科研究室、日本画学科研究室、彫刻学科研究室、版画研究室により展覧会の企画運営が行われている大学内ギャラリー「gFAL」で、本日より新しい展覧会が開催されています。油絵学科研究室主催堀口泰代個展[BodySpells]日程:2019年5月13日(月)~2019年6月7日(金)※日・祝日休廊時間:11:00-17:00 場所:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス2号館1FgFAL「卒業後しばらくたって、堀口さんから何やら目を引く個展の案内状が送られてきた。女子高生のルーズソックスなるものが流行っていた頃だった。高層ビルの窓辺で腹ばいに寝そべ...
ひとりごと

薫風

この時期、maupのあるあたりは朝から晩までよい匂いです。道路沿いのお家の庭先には、色とりどりのバラ、ツツジ、テイカカヅラなどが咲いていて、夜は特に強く匂う。帰り道、よい匂いはご馳走だと思って空を見上げれば三日月よりも細い月が。2日目の月かなと思って調べたら4.2日目の月だって。おかしいなぁ...。私の目がバカなんですね。いつもなら掃除洗濯洗濯衣替え庭仕事で終わるゴールデンウィークですが、今年は実家の用やら他の用が重なり三泊四日で関西をうろちょろしてました。これは新大阪土産です。新幹線の駅のホームの売店で売ってました。なんというか、ものすごく大阪の香りがする。つい買ってしまいました。フルーツ牛...
いぬ・ねこ・かえる

たちまち重版『絵画組成』ヒミツ話

一昨年からの企画で、実際に御原稿をいただいたのは昨年の初夏から。第1章は9人の先生の論考で、1本ずつが独立したものなのでまったく問題はなかった。第2章の技法解説は(おそらく)書くべきことは決まっているので、これもさほど(編集が)大変になるとは思えなかったが、8つの節を4人の著者が書くため、書き方がバラバラにならないように、そこは気をつかわないと・・・「地塗り」の御原稿をいただいて拝読。地塗りには「水性地、エマルション地、油性地」に分類されるとあり、それぞれの解説があるはずなのに、なぜか油性地についての記載がないようで、油絵を専攻していないハムコ、あれ、ないのかな、いやいや、この記述が油性地にあ...
日常の業務

『絵画組成』たちまち重版!

おかげさまで、『絵画組成 絵具が語りはじめるとき』たちまち重版決定いたしました。G.W.前に用紙を確保し(←現在、かなり厳しい重要ポイント)、スリップを作り上げ、あとは先生方に確認していただいた赤字を修正していくという作業に移ります。上の写真は、これまた重版を進めている『新版graphicdesign 視覚伝達デザイン基礎』の刷り出しです。会議室の机に広げ、現在、編集・t:eehが、せっせと確認中です。この重版も用紙の確保に苦戦。あえなく、カバーと本体をバラバラに進行する羽目に。そして、連休明け(昨日です)から、もうひとつ門外漢のDVDの増産に取り組むべく、ネット検索&見積依頼の嵐。[制作:呑...