武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

「SNS」にまつわる思い

連日続く、西日本豪雨のニュース。関西方面に知り合いがけっこういるので、とても心配です。そんな中、「5日ぶりに太陽が出ました」と、兵庫にいる友人から、太陽の写真付きで嬉しいメッセージ。ほっとしました。私も、2004年に起こった新潟県中越地震を家族が経験していますので、何度も足を運びました。こういう自然の脅威が起こる度、思い出します。今はSNSで、秒単位でいろんな情報や状況を知れる時代。知り合いの安否確認の情報も、SNS上から配信されてきました。すごい時代です…。SNS様様。「大丈夫ですか?」って個人的に送っても、返してる余裕なんて絶対ないでしょうし、時には迷惑になってしまうことだってある訳で…。...
日常の業務

本づくりの節目というもの

今日の5時間の踏ん張りが、のちの2週間分になって戻ってくる(戻ってくるというか、しっぺ返しされるというか)という節目が本づくりにはあります。昨日唐突にその節目がやってきて、鷹の台の打ち合わせから戻ってから、デザイナーに渡す赤字やら差し替え画像を取りまとめてました。こういう行ったり来たりがデザイナーにものすごく負荷をかけることはわかっているので、ごめんなさいと詫びつつもやるしかないのである。踏ん張りどころのまだ途中です。がんばります。編集:t:eeh
MAUPのヒミツ

原稿督促の秘訣

タイトルを見て「そんな秘訣があるのか?!」と思った貴方、あれば知りたいのは私のほうです。どうもスミマセン。でもね、そんな秘訣があればいいのに・・・先日、大学の職員食堂に並んでました。ムサビはすべての規模が小さいので、人が集中する時間帯には、短いながら行列ができる。カウンターに沿って並んでいる時、ふっとお隣の人を見ると、お隣さんは私を認識するや後ずさりつつ「ぼく、考えています!」ハムコ、何も言ってないのにぃ(笑メールにお返事をいただけないのは、ダメってことかなぁ、と諦めかけていた時の一言だったので、これは嬉しかった。何も言わずに「督促」が成功するなんてことは、今回が最初で最後だろうなぁ。。。いや...
いぬ・ねこ・かえる

「玉川上水観察会」

 現在、関野吉晴先生の「地球永住計画」(本計画についてはHPをご覧ください)関連の本を制作中ですが、その内容の核ともなっているのが関野先生がここ2年あまり、月に1回ほどのペースで続けられている「玉川上水観察会」です。この観察会では、ムサビの非常勤講師でもある生態学者の高槻成紀先生が講師的役割を務められています。高槻先生の解説を聞きながら玉川上水の自然を観察すると、玉川上水がワンダーランドになると関野先生は仰っています。世界中の自然の中を旅された関野先生が、ごく身近な都会に残されたささやかな自然の中に、秘境にわけ入るようなワクワクを感じている様子が面白いですね。 今月の観察会が、次の日曜日に開催...
フェア情報

全国各地書店で「イサム・ノグチ―彫刻から身体・庭へ」フェアを開催中!

2018年7月14日[土]より9月24日[月]まで、東京オペラシティアートギャラリーさんで国内で12年ぶりの本格的な回顧展となる「イサム・ノグチ─彫刻から身体・庭へ─」展が開催されます。これに合わせ、東京都内を中心に各地書店で「イサム・ノグチ―彫刻から身体・庭へ」フェアを開催中です。(クリックすると開催書店がわかります)平凡社・求龍堂・武蔵野美術大学出版局の合同企画です。店舗によっては割引券も置いてあります(数量限定)。お近くの書店を見つけて、ぜひお立ち寄りください!どうぞよろしくお願いいたします。[営業ずっち☆]
日常の業務

「通信卒制集」責了

あ、という間に7月。後半戦スタートですね。本日の業務のメインは通称「通信卒制集」の色校戻し。平成29年度 本学通信教育過程を卒業された皆さんの卒業制作作品集を「あとはおまかせします」という責了で、印刷所へ戻すための作業をしました。各コースの先生方、デザイナーへお願いしていた色校確認の転記、私自身が確認した赤字などなどをまとめていきます。修正をお願いするところに付箋を貼るなどするので、この作業はちょっとした工作状態。明日、再確認して図書印刷さんへお渡しし、7月18日の納品を待ちます。よい仕上がりになりますように![制作:呑猫]
大学出版部協会

【フェア情報】大学出版部協会<創立55周年記念> 『編集者、自慢の1冊!』フェア@ジュンク堂書店福岡店7/2〜

大学出版部協会は、今年で創立55周年を迎えます。これを記念して、『編集者、自慢の1冊!』をテーマに全国各地でフェアを開催して行きます。7月2日からは、『編集者、自慢の1冊!』をテーマにジュンク堂書店福岡店で開催します。今回、福岡で大学出版部協会とこれは韓国大学出版協会で日韓合同セミナーがあり、夏の研修を行います。フェアを開催引き受けてくださったジュンク堂福岡店では、今回初めて韓国大学出版部協会会員出版社の書籍も展示・販売します。また開催期間中、配布するチラシのアンケートとクイズに答えていただくと、オリジナル「そえぶみ箋」をプレゼントいたします。同店では、7月1日から7月31日までhontoポイ...
ひとりごと

図書館に住みたい

高野文子『ラッキー嬢ちゃんのあたらしい仕事』では、主人公が大のデパート好き。ついにはデパートに住み込み・・・という展開だった。ふと、図書館に住めたら、、、という妄想がひろがる。寝袋を持っていく。内緒でコッヘルも持参。館内のおもだった電気は消えるからヘッドライトは必須!大きな机の上のスタンドはつけてもいいことにしよう。資料を広げて、ちょっとわからないことがあると、すぐに本を捜して調べて、また次へ。。。疲れると机の下で寝る。どうせ、すぐに目が覚めるので、起きたらまた同じことを始める。もちろん、館内を知り尽くしたムサビ図書館でなくちゃ。向井周太郎先生の「かたちの詩学」復刊では、本文と離れて独立してい...
いぬ・ねこ・かえる

梅雨の贈りもの

昨日、今日と二日続けての梅雨の晴れ間です。雨が降ろうが晴れようが、何箇月か先に設定された締め切りに向かって容赦なく時間は流れるわけで、あれこれの心配事は抱えつつ、企画本の年譜の照合という細かなデータを詰めていく作業を始めました。こんな細かな作業は雨の日がいいのにな、と思った。梅雨の中休みに梅雨ならではの空の贈りものです。6月22日。この日も梅雨の晴れ間で気持ちのよい夕暮れ。末広通りから西の吉祥寺駅に向かって。横切る黒い線は電線です。電線のない風景って凄く素敵なんだけど、日本では難しい。月齢8.27日。新月から7〜8日目を上弦の月と呼ぶ(らしい)。夏至の翌日の夕空です。遮るもののない広い空、満天...
日常の業務

「メルロ=ポンティ『眼と精神』を読む」重版決定

おかげさまで、重版決定!『イサム・ノグチ 庭の芸術への旅』は、明日6月26日に納品されます!7月14日(土)からスタート、東京オペラシティアートギャラリー「イサム・ノグチ─彫刻から身体・庭へ─」展の関連書籍として、ご注目ください。準備万端です。つづいて、『美術教育の題材開発』「メルロ=ポンティ『眼と精神』を読む」の2タイトルが7月31日に2刷が出来上がります。まだちょっと早いけれど、本日、売上カードを入稿。(こちらも増刷なのだ!)こういう仕事は、どんどんしたい![制作:呑猫]