春昼一刻値千金
春宵一刻値千金というのは、蘇軾(そしょく。中国北宋時代の政治家、詩人、書家だそうです)の「春夜」詩の冒頭です。春の夜の素晴らしさはひとときが千金にも値するほど素晴らしい。花は清らかな香がただよい、月は朧に霞んでいる...と続きます。で、春宵ではなく、春昼一刻の出来事です。白い点々はすべて花びらです。京都蹴上のインクラインで、時まさに春昼。満開の桜の花吹雪です。も「ん」のすごい勢いの落花で、全身が花びらの渦に包み込まれた一瞬でした(写真に撮るかどうか一瞬迷い、思い直して携帯を取り出し4カット撮る時間はあった)。写真だとなにもかも物足りない。さらにウェブ用に解像度を落としてしまうといっそう物足りな...