武蔵野美術大学出版局

MAU GOODS

ポートフォリオの収納に! 美大生のための「就活ファイル」

美大生の就職活動の必須アイテム「就活ファイル(A3ヨコ・ポケット30枚入」は学生時代に取り組んだ課題や作品を整理して一冊にまとめ、自己アピールに活用するヨコサイズの丈夫な高級ファイルです。武蔵野美術大学キャリアセンターのスタッフの皆さんからまず、ポートフォリオの重要さを教えていただき、実際、どのようにプレゼンするのかデモンストレーションをして貰いつつ、中の台紙の色は? 枚数は? 厚みは? 表紙のビニールクロスは?と、話合いを重ね協同開発しました。現在、サンプルとして出来上がったものに、修正を加味し9月の納品を首を長くして待っているところです。ムサビ生はもちろんすべての美大生の皆さま、デザイナー...
ひとりごと

タイムスリップアイテムとの遭遇

製本の道具。道具って、なんでこう、集合体になるとかわいいのでしょう。!!あ。…っえ?…はい。今ピロイの中で、ちょっと感動な出来事発生(笑)なにが起こったのでしょうか?(笑)ズームイン>>>>>>>>>‘SEIDE’「セイデ」と読みます。今はもうないのですが、私が卒業した、「生活デザイン科」の略です。「生デ」という言葉を、何回書いたり言ったり聞いたりしたことか。。。「生デ」を卒業後3年間、この「生デ」の研究室スタッフをしておりました。(なつかしい~)もう'90年代後半〜2000年代前半のお話です…f^_^;)で、この「生デ」のカリキュラムには製本の授業もあり、私も取っていました。その時代に正に使...
ひとりごと

山尾三省とイサム・ノグチ

いただいた御原稿を読んでいると、未知の人名に出逢うことがままある。「山尾三省」なんと読むのだろう? 本屋さんの「三省堂」とおなじ「さんせい」でいいのか知らん。Googleに入れてみる。やまお・さんせい。詩人。ヒッピーという言葉が現役だった頃、山尾さんは「部族」というコミューンを国分寺郊外につくり、後に屋久島に一家で移住し、そこに根を張り、2001年に亡くなった。今なら、エコロジストと呼ばれるだろうか。ネット情報を縦走していると、国分寺「ほら貝」は「部族」による経営だったとある!あの、北口を右に行って、右側の、2階の飲み屋。何度も行ったことがあるなぁ。いつの間にか閉店してしまったけれど。そんなに...
ひとりごと

祝「文化財保存修復学会 業績賞」受賞

『日本画と材料ーー近代に創られた伝統』の著者である荒井経先生が、所属されている文化財保存修復学会で本年度の「業績賞」を受賞されました(詳細は→こちら)。文化財保存修復学会は、文化財の保存に関わる科学・技術の発展と普及を図ることを目的とした学会ですが、『日本画と材料』の刊行により文化財保存修復分野への理解を進める上で大きく貢献したものと評価されての受賞となりました。誠に、おめでとうございます。刊行から1年半以上経ち、書籍の流通面では大きな動きの見られない時期を迎えていますが、昨年末の「第28回倫雅美術奨励賞」受賞(関連記事→こちら)、そして今回の「第11回文化財保存修復学会業績賞」受賞と、あらた...
ひとりごと

赤かぶりトル

6月12日に誕生した上野動物園のパンダの赤ちゃんの写真や映像は、心なごませますね。昨日は体重が607.9グラム、前回の測定から倍になったとニュースで報じられていました。誕生間もなくの頃は、白も黒もわからなかったけれど、だんだんパンダらしくなってきた! けれど気になることがひとつ。……白くなる部分がとても赤っぽい。ここ数日「大学院修了集」「通信卒制集」の本文の色校を戻すために校正紙と向き合っていますが、よく書き込んだ修正依頼が「赤かぶりトル」。パンダの赤ちゃんも、赤っぽさがとれたら、ぐんとパンダらしくなるのに。ニュースでは「まもなく目があく」と伝えていましたが、私の関心は、赤みなくなるのはいつ?...
日常の業務

新しい本と岡本太郎

今年の秋に刊行を予定している企画本の最後の原稿が6月末に届きました。詳細は今月末あたりにお伝えできますが、芸術文化学科・高島直之先生の本で、最後に届いた岡本太郎論を読み、手応えを感じております。期待して待っていてほしいです。原稿が出そろい、図書館に籠って掲載図版を探し、レイアウトが固まり本の容貌が定まってくるこの時期は、本作りで一番スリリングで楽しい時期とも言えます。で、岡本太郎の話題から、じつはハムコの家に岡本太郎の「手の椅子」があるはずだった、という話になりました。話をものすごくはしょりますが、ハムコの父上が岡本太郎に「娘が太陽の塔の文鎮を気に入り、枕元に置いて寝ている」と伝えたところ、す...
やめよう自慢

道徳科教育講義と教育勅語

 弊社4月刊行の『道徳科教育講義』ですが、「第4章教育勅語にみる道徳」で教育勅語を詳細に記されていますので、学会やマスコミなどの教育勅語についての下調べでもいろいろご参考いただいているようで、ありがたいです。 教育史研究では最大の組織である教育史学会(代表理事米田俊彦お茶の水女子大学教授)は、理事会が「「教育ニ関スル勅語」(教育勅語)の教材使用に関する声明」を5月8日に発表しました。 さらに、5月30日には教育史学会のシンポジウムが、戦前からの日本教育史学会や若手中堅中心の日本教育史研究会の協賛で開催されています。シンポジウムは研究者や報道関係者など140名ほどで盛会の模様ですが、配付資料が公...
刊行・販売案内

夏は手ぬぐい! ムサビ手ぬぐい発売中

雨がしとしと降っておりますが、なんだか蒸し暑い時もある・・・。そんな時、活躍してくれるのがMAU手ぬぐいです!綿100%の手ぬぐいは、吸水性にすぐれており、またその薄さから濡れても乾きやすいです。顔の汗をぬぐうと、とてもさっぱりします。大きいかな、と思われるかも知れませんが、柔らかいので、小さくなるまで折りたためます。[手ぬぐい]は、以下のシリーズがあります。「大学のオリジナル手ぬぐい」「33×90」「MAUTENUGUI」「ARTISTSERIES」武蔵野美術大学教授による個性豊かな「ARTISTSERIES」は、油絵学科教授・遠藤彰子先生(5種類)と長沢秀之先生(2種類)日本画学科教授・内...
フェア情報

しおりデザイン募集!オリオン書房フェアにてコンペ

2013年から、会期1カ月を頂戴してフェアを開催していただいているオリオン書房ルミネ立川店(JR立川駅 ルミネ8F)さん。今年は9月1日からスタートの予定です。MAUPの書籍やグッズだけではなく、ムサビ生やムサビOBの作品も絡めて展開していることが特徴のこのフェア。昨年に続いて、しおりデザインコンペを開催します。その詳細情報を、本日、本Webのtopicsにアップいたしました。今回は、ムサビ生だけでなく、オリオン書房の来店者さまも応募資格あり! になりました。応募〆切は8月1日! 傑作をお待ちしています!!▼写真は、昨年のフェアの様子[制作:呑猫]
武蔵野美術大学♥

就活フォルダー専用バッグの試作

「シューカツ」という言葉は、ハムコの学生時代には聞いたことがなかった。「就職活動」という言葉はもちろんあったが、略称はなかったように思う。ムサビの「就職課」は、プレハブの掘っ立て小屋で、ファイルを並べた書架と、粗末な机とパイプ椅子があるだけだったが、今や「キャリアセンター」と名を変え、ガラス張りのおしゃれな空間になっている。そりゃそうだね、30年もたっているのだから!30年前の自分に言ってやりたい。あんなにあがいていたけれど、その後、多難な(?)紆余曲折をへて、幸運にも本をつくる仕事に就くよ、しかも本だけぢゃなくて、あんたの大好きなバッグもなぜかつくってるよ。美大生の就職活動の必須アイテム「就...