武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

山崎博先生のご逝去

6月5日の朝、写真家の山崎博先生が永眠されました。東京都写真美術館での個展に合わせて作品集の刊行を相談されたのは2015年の10月末。写真美術館キュレーターのIさんと一緒に、鷹の台校の研究室をおたずねしたのが初対面だった。ものしずかな方で、お声も小さい。空いっぱいに、太陽が描く軌道を印画紙に焼き付ける壮大なスケールの作品とは、かなりちがってみえた。その時、小さな冊子をいただいた。「動く写真!止まる映画!!」という画期的なタイトル。リクルートクリエイティブセンター、2009年発行。ガーディアン・ガーデンクリエイションギャラリーG8が「展覧会のために、毎回、作家の方に長時間にわたるインタビューを行...
フェア情報

【続報】東京藝術大学・生協で美術書出版会フェア

東京藝術大学にある大学生協(美校店)で美術書出版会企画の「藝大生のためのアートブックフェア」が始まっております。11月から12月にかけて、2年連続で行っていましたが、ご担当者Wさん、Fさんのご厚意により、「年2回、夏の時期もやりたいね!」と仰って頂き、開催が決定しました。出品している出版社は、求龍堂、クレオ、芸術新聞社、中央公論美術出版、東京美術、西村書店、平凡社、武蔵野美術大学出版局、六耀社の9社です。すべて藝大生のためにセレクトしています。7月末まで開催予定です。ぜひお立ち寄りください![営業ずっち☆]
耳寄りなお話

新いけばな主義

昨日のブログで、ピロイがいけばなの話題をふってくれたので書きます(←ごめんね、ピロイ。強引は承知)。私がお稽古していただいている小原流いけばなの伊藤庭花先生が出展する「新いけばな主義」展のご案内です。作品は5メートル四方のスペース。公募等で選ばれた27作品が横浜のBankARTstudioNYKに出展されます。会期は6月24日(土)〜7月2日(日)。いわゆる、いけばな展をご覧になったことがない方は「え?? これがいけばな?」という造形作品であると思われます。こうした展覧会は、私は小原流4世家元の小原夏樹先生が創設された「マイ・イケバナ」展(床面積(1.8m×1.8m)、高さ2.5mの範囲で床に...
刊行・販売案内

2017 SUMMER キャンペーン実施中!!

本日6月6日。絶対なんかの日っぽくないですか??…って思って調べたら、かえるの鳴き声の「けろ(6)けろ(6)」の語呂合わせから、「かえるの日」だそうですよ!ケロT先生。あと、「生け花の日」でもあるそうです。呑猫さん。話し変わって…。只今、毎年恒例、校友のみなさま向けキャンペーン実施中です!卒業生、在学生、関係者の皆様のお手元に、キャンペーンチラシが届いているかと存じます。6月18日は父の日!!ぜひ、日頃の感謝を込めて、プレゼントされてみてはいかがでしょうか。今の季節にぴったりな扇子や、手ぬぐい、タオルハンカチなど、オススメです!海に、山に、海外に…旅行でも重宝するバッグ類も充実しております。ち...
イベントのお知らせ

ムサビ学内展覧会のご紹介

武蔵野美術大学のオープンキャンパスが、来る10日(土)、11日(日)の二日間、開催されます。それにあわせて、学内で開催されている展覧会も是非ご覧頂きたいと思いますが、今回は、これまでご紹介できていなかった展覧会についてのお知らせです。武蔵野美術大学鷹の台キャンパスで開催される赤羽史亮さん(2008年油絵学科卒業)の展覧会のお知らせ。赤羽史亮「OILYYOUTH」日時:2017年6月8日(木)~2017年7月8日(土)日・祝日休 11:00-17:00場所:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 2号館1FgFAL主催:油絵学科研究室プレスリリース(長沢秀之先生のテキスト等)→こちらアーティストトーク・...
イベントのお知らせ

モダニズムにかけた夢

昨日、鷹の台で打ち合わせがあり、打ち合わせの前後に、武蔵野美術大学美術館で開かれている展覧会を見ようと思っていました。美術館モダンリビングへの夢―産業工芸試験所の活動から美術館展示室2で5月22日から8月13日まで芦原義信建築アーカイブ展―モダニズムにかけた夢美術館展示室1.3.4.55月22日から8月13日まで。なのに、乗り継ぎが全くうまくいかず、打ち合わせも長引き、見ることかなわず。「モダニズム」について様々な角度からもう一度真剣に考えてみるのも必要じゃないかと思う昨今です。ところで、maupのある吉祥寺東町の校舎の、外階段2階の踊り場に立つと、空の上から聴こえる風の音がものすごい。空の上...
刊行・販売案内

クロッキー帳<キャメル>が仲間入り

MAUGOODS(マウ・グッズ)の新商品が出来上がりました!通称、F6・大・小のクロッキー帳、表紙色<キャメル>です。<ココア><チャコールグレー><ライトグレー>につづいて、選ぶ楽しさが増えました。近日のうちに、WEBで販売ページを設けます![制作:呑猫]
フェア情報

【情報】東京藝術大学・生協で美術書出版会フェア

東京藝術大学にある大学生協(美校店)で美術書出版会企画の「藝大生のためのアートブックフェア」が始まりました。求龍堂、クレオ、芸術新聞社、中央公論美術出版、東京美術、西村書店、平凡社、武蔵野美術大学出版局、六耀社の9社の美術系出版社が、藝大生のためにセレクトしています。7月末まで開催予定です。ぜひお立ち寄りください!詳細は後日、アップしまーす。[営業ずっち☆]
フェア情報

ADBCフェア_東京堂書店にて2日目!

昨日の編集・ハムコの続報です。東京堂書店神田神保町店1階で開催していただいている美術書出版会(ADBC)のフェア。写真レポートでお届けします!営業・ずっち☆から、このフェアは東京堂書店神田神保町店 芸術書担当のIさんが、看板からPOPからすべて制作してくださると聞いていました。夢のような話! いつもADBCのフェアはそうした拡材は分担制。その仕事が軽減されたばかりか、すごいすごい力作! ラフから見せていただいていましたが、実物を目の前にすると圧巻です。写真レポートといいつつ、上記で全体の約6分の1を収めたくらい。看板がフェアタイトルだけでなく、キーワードのアニマルたちもポップアップされているん...
美術書出版会

東京堂書店@神田神保町へ行こう!

神田神保町にある東京堂書店1階では、今日から美術書出版会のフェアがはじまる。このフェアでは、美術書出版会に所属する版元が、他社の本を推薦して、自社の本と同時販売する、という仕掛けがほどこされている。先日、他社刊行の3冊を選んで、短い推薦文を書かせていただいた。種明かしをしてはいけないかもしれないが、そのうちの2冊をここで御紹介したい。というのは、その文章はあまりに短くて、なぜこれを選んだのかをうまく書けなかったからだ。『老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉』サブタイトルは「ダンスのような、介護のような」作者はダンサー、砂連尾理さん。「じゃれお・おさむ」さんとお読みする。昨秋、晶文社から刊行さ...