武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

うれどき

近所の八百屋さんの高いディスプレイ力に抗うことができず、3年前に引っ越してからというもの果物を買い求めることが多くなった(自身比)。加工品や飾り付けでちょっと食べたことはあっても、生でおみかけするのは初めて! とその八百屋さんでめぐりあった果物のひとつが1年前の黄桃。早速、会社にもっていって味わうと……シャリっていう、この感触は何? 全然甘くないものなの?……皆が生で食べたことがないとのことで食べ頃の判断も、むむ?? という結果に。季節はめぐり今年も出会えた黄桃。リベンジ(?)を果たすべく、どれだけ熟れたら食べ頃か、皆の目に触れるところに置いて1週間。満を持してカットしたのが下の写真でございま...
ひとりごと

展覧会情報

昨日からはじまった展覧会のお知らせです。《tuperatupera イラストレーションの世界展》日程:2015年9月3日(木)~2015年10月2日(金) ※大学が閉まる日曜、祝日はお休みです時間:11:00-17:00場所:武蔵野美術大学 2号館1FgFAL“tuperatupera(ツペラツペラ)”は、絵本やイラストレーションをはじめ、ワークショップ、舞台美術、テレビ番組のアートディレクションなどなど、さまざまな分野で幅広く活躍している、ご夫婦ユニット。旦那さんの亀山君が、ムサビ版画の卒業生です(奥様はタマビご出身)。彼は、在学中から版画の枠を超えた制作を行っており、卒業制作は版画を使った...
ひとりごと

景色の色

9月になり、いつものようにMAUPに静かな緊迫感が満ちてきました。この緊迫感が抜き差しならなくなる前にと思い、先の週末、大学の同好会の同窓会に出てきました。どうこうかい の どうそうかい...ややこしい。岐阜辺りのトンネルを超えて関西側に新幹線が出ると、いつも「色が違う」と思う。景色の色のトーンが変わるんですよ。で、思い出したのが糸魚川静岡構造線です。中央自動車道を東京から長野に向かうと左手に、高い山脈が壁のように連なって見える場所があります。北アルプス、中央アルプス、南アルプスの山々が重なって日本列島を西と東に隔てる場所です。「天を衝く偉容」と呼びたくなるような堂々たる景観なのですが、この山...
耳寄りなお話

結果発表! ムサビしおりデザインコンペ

7月18日(土)〜8月22日(土)にオリオン書房ルミネ立川店で行われた「MUSABIARTBOOKFAIR2015」と同時開催の「ムサビしおりデザインコンペ」。昨年につづいての企画ですが、今年は265票の投票をいただきました。応募してくれたムサビ生のみなさん、投票してくださった来店者のみなさん、ありがとうございました!票がとても分散したので、間違ってはいけないと、営業・ずっち☆と、よみあげ&正の字書きをして集計!おまたせの結果発表は、昨日、本サイトのtopicsで行いました。本サイトをみていただきたいので、このブログでは詳細を書きません。ごめんあそばせ。topicsとinformationは、...
いぬ・ねこ・かえる

家鴨文庫だより(その2)

古書収集で異本の収集が一番楽しい。装丁や版組の違いはもちろん、内容の修正や劣化など。今年の8月、日本教育史研究会のサマーセミナーに大学や中学校の教員や博物館学芸員がパネリストになって、教育史研究がそれぞれの教育にどう活かせるかというテーマの議論になった。ここで日本教育史は、実は1876(明治9)年の万国博覧会への英文図書出品を引き金に、図書出版から始まって、それが徐々に明治時代の教員養成の教科書となって、専門の学者達が誕生するのは大正昭和になってからだというお話をした。この最初の教育史と銘打った図書であり、教科書である『日本教育史略』の異本類を家鴨文庫から提示した。それでどうなのといわれても、...
ひとりごと

soon…

「夏休みなにするの?」「恋愛」ちょっと、素敵じゃないですか?(^_^)最近、心にヒットした会話。すっかり秋めいてきましたね。秋服がいちばん好きです。ウィンドウショッピングだけでもルンルン♪します。そう。ルンルンとかワクワクとかきゅんきゅんとかって、字面だけ見ると軽く感じるかもですけど、結構必要不可欠な要素ではないですか?今ワクワクしてるのは…明日、9/1(火)正午ごろ発表される「ムサビしおりデザインコンペ」優秀賞の発表。soon…☆[総務:ピロイ]
イベントのお知らせ

ムサビしおりコンペ応募作品をWEBで公開!

去る 7/18〜8/22にオリオン書房ルミネ立川店で開催しておりました「ムサビしおりデザインコンペ」。やはり店頭でご覧になっていただきたいとWEB上では、デザインを公開しておりませんでしたが、終了した現在、素敵なデザインの数々をPDFで紹介させていただきたいと思います。【「ムサビしおりデザインコンペ」概要】__________________________________武蔵野美術大学生・卒業生14名のしおりデザインをフェア会場で展示しました。[A.オリオン書房のキャラクター(非公式)を使ったデザイン][B.自由]この2つがテーマです。ご来店のお客様からの投票で各テーマごとで、1番票をあつめ...
ネイチャリングスペシャル

秋風とともに

かなり涼しくなったものの、今日はまだエアコンをつけないと仕事は厳しいかな。しかし、どうもエアコンの調子が悪いみたい。午後になって、1階にいる事務部のIさんが「2階は大丈夫?」と見にこられた。どうやら2号館全体が不調らしい。「どこかで暖房がついているとエラーがでるんだよ」とIさんが一部屋ごとに確認している。お向かいの研究室でも「あんまり涼しくなーい」と嘆いている。会議室では、美術書出版会の面々がフェア準備のため目録の袋詰めなど肉体労働に励んでいる。めったにないことなのに、この日に限ってエアコンがきかないとは、本当に申し訳ない。ごめんなさい。しばらくたってIさんから報告がきた。「室外機が、完全に、...
刊行・販売案内

『日本画と材料——近代に創られた伝統』

日本画企画本も印刷所へ入稿を済ませ、ただ今白焼き確認、表紙・ジャッケット等の色校正中。まさに最終段階です。各方面での予約受付もはじまったことなので、具体的にご紹介。書名は『日本画と材料——近代に創られた伝統』。著者は日本画家にして、研究者でもある東京藝術大学大学院准教授の荒井経先生。ムサビでは非常勤講師として、日本画学科で指導にあたられています。日本画というと思い浮かべる「岩絵具」や「和紙」などの材料。それら日本画のアイデンティティともされる材料が、日本画が誕生した明治以来、現在に至るまでどのような変化を遂げたのか、またその変化の理由は何なのかを探ることを通して、あらためて「日本画とは何か」を...
フェア情報

9/1(火)ムサビしおりコンペ[オリオン書房ルミネ立川店]優秀賞発表します!

すっかり夏の終わりの予感。なんでこんなに寂しいのでしょうか。どこにも行かないから……いやいや、そういえば行って来ました。先週の木曜日から土曜日にかけて、MAUPが所属している大学出版部協会の毎年恒例夏季研修で、長野市へ行って参りました。印刷や製本の会社へ見学させていただいたり、毎日まじめに研修しつつ、夜は美味しいものをいただきました。長野もとても住みやすそうな良い町ですね。[↑2日の夜の懇親会場][↑とおりすがりの長野猫]なぜか研修会中の写真はないのです。さて、オリオン書房ルミネ立川店で開催していました、「ムサビしおりデザイン」の投票は、8/22を持って締め切らせていただきました。大変評判もよ...