武蔵野美術大学出版局

吉祥寺♥

桜の話

わたしも待ってた萌黄の手帳。早速使ってます。萌黄色がすごくいい。春の色ですからね。今日は冷たい雨ですが。今年の桜は遅いかもしれないです。例年、井の頭公園は3月末から4月上旬にすごい騒ぎで、いちど、寝ないで始発電車が吉祥寺に着く前に井の頭公園に行ったのですが、すでに人がいた。かなりいた。寝袋抱えて場所取りしてました。春先の池のそばで一晩越したらどんなに体が冷えることか...。おばはんにはできません。井の頭公園の近くに代々住んでいる人がいて、その人が言うには、今の桜は戦後に植えられたものだとか。その前にも桜はありましたが、戦後すぐ、ほとんどが棺桶用の木材として伐採されたそうです。木が足りなかったそ...
刊行・販売案内

完成! 学生手帳2014

本日は、明日納品の「学生手帳2014」の見本が届きました!!アースカラーを基調とした表紙で制作されてきましたが、今回は用紙の名前でいうと「NTラシャ もえぎ」。ずっと携わってきた身としては、新鮮です。こちらは、2014年4月から2015年4月まで書き込めます。販売いたします。数量限定で、予約を募ってきましたが若干余裕あり。お早めに、ゲットしてくださいませ。そして、今日は本学の卒業式。卒業生のみなさん、ご父兄のみなさま、おめでとうございます。と、祝して、教職員にお弁当がふるまわれます。あと、お茶もつきました。これまた、私のココロくすぐる「数量限定」の某メーカーのペットボトル。……おちも、〆もない...
やめよう自慢

非売品の2冊納品

本日は2冊の納品がありました。ひとつは、映像学科・富澤正幸先生の退任記念出版『わたしのテレビドラマ作法』富澤先生はNHKでながらくドラマの演出に携わり、そのタイトル一覧の初期作品には「赤ひげ」「雲のじゅうたん」「優しい時代」「阿修羅のごとく」「おんな太閤記」などなど、懐かしい名作がずら〜り!ドラマづくりには何が必要なのか、あつくも静かな筆致と、深いグリーンのきいた装丁がマッチした四六判上製、312頁。そしてもうひとつは『武蔵野美術大学を造った人びと』通称「歴代研」は、歴代の理事長学長について、今まで知られていなかった史実を掘り起こし、確認し、記録しておこうという共同研究。高橋陽一先生を代表に、...
日常の業務

電卓の税率設定を変更してみました。(ちょっと練習のため…)まぁ、「8」は、末広がりで縁起のいい数と言いますし。個人的にも大好きな数だし。横にすれば無限大だし。雪だるまみたいでカワイイし…あ……。‘8’スパイラルにはまってる。‘8’が入ってる好きな言葉。七転八起。(7も入ってる♡)この言葉、韓国語にもあるんですよ〜칠전팔기(チルチョンパルギ)漢字語にした時の配置も意味も、全く一緒です。これからいろいろ伝票作る時、税率のとこ気を付けなければ…七転八倒にはなりたくない…[総務:ピロイ]
ひとりごと

『博物館資料の臨床保存学』

上野の東京国立博物館は、いつも賑わっているイメージ。特に人気のある展示の時などは、入り口前に長蛇の列ができることも珍しくありません。そんな賑わいの陰で日夜行われているのが、収蔵されている文化財資料の保存修復作業です。文化財の保存修復というと、その文化財がつくられたときの姿に近づける、要は見た目をよくすることだと考えがちですが、現在、文化財資料保存の現場ではそのような考え方は退けられているようです。では現在の資料保存の基本的な考え方とはどんなものか。簡単にいってしまえば「よりオリジナルに近い形での現状維持」となるのでしょうか。過去に行われた過度の「介入」と見られる修理跡などがある場合は一度その修...
いぬ・ねこ・かえる

椿の話

すごい雨風です。このぶんでは庭の椿は散ってしまったかも。2014年3月11日の椿です。今年も地に向かい咲くのでした。いくつか蕾が開いて、散って。まだまだ蕾がたくさんあります。繰り返し何輪も地に向かって咲く。繰り返し繰り返し。被爆した牛を殺せずに40頭を飼い続けていたけれど、牛が草を食べる場所が汚染土の仮置き場になり、引き取り手のない32頭を殺したというテレビ番組を見ました。「情けないよ」と苦労して冬場の牛の草代を負担し続けた男性が言ってました。いまも、福島で東北で日本中で、海で、世界で多くのものが奪われつづけていて、だから椿は頭を垂れて咲くのだと思ってる。大惨事のすぐあと、家々の屋根を見るたび...
刊行・販売案内

新刊情報UP!

三月は決算月のところも多く、消費税増加の準備もあり、例年に比べて慌ただしいようす。その慌ただしさと比例して、たくさんの書籍が書店に並ぶことでしょう!書店の平台が海の満ち潮のように膨れる時、『よその出版社さんも頑張ってるなー』と圧倒されながらも、個人的は心躍るひと時でもあります。さてMAUPのWEBサイトでも新刊情報をUPしています。ぜひご注目ください![営業ずっち☆]
未分類

3.11

やっぱり、忘れてはいけない日。忘れるなんてできないほど、記憶に、身体に刻まれた日。自然とは…生きるとは…‘今’とは…ということを、考えずにはいられなかったのではないでしょうか。多くの方が。まるでどうしようもなく、宇宙の、自然の支配下にいるような気もしたし、反面、宇宙に、自然に守られ、生かされていることも思い出したり…たぶん、どちらもそうなのだろうと思います。白にも黒にもなりうる、オセロのような自然の顔。あの日、何度も神様の存在を疑ってしまったし、でも神様を信じてみたい、信じさせてほしい…と、懇願しました。まだまだ被災地は、大変だなんて簡単に言葉を使うこともためらわれるほど、想像できないほどなの...
日常の業務

すごいぞ! b-bag

6タイトルの新刊発売に向けて、今日から取次申し込みです。4社の取次会社に1タイトルにつき複数の献本が必要のため「今回は3日にわけていきます!」と営業・ずっち☆は、大忙し! 車なしで持ち運びは限界があり、本日、1取次会社分2タイトルの献本を中継しました。その際に活躍したのがb-bagです。A3サイズ、F6クロッキー帳が入る丈夫なスグレモノ。「絵本とイラストレーション」「パッケージデザインを学ぶ」を各6冊入れても大丈夫です。天気予報で「風が冷たいので温かくしておでかけください」といっていたので、オーバーを着用していましたが、その上からでも肩かけOKです。たくさんの荷物や重い荷物を運ぶ必要のある方、...
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きら星の旅

絵画、音楽、文学、映画、舞台、デザイン等々、何かを伝えるために生み出された作品をきら星と呼んでみました。そんな作品が120個以上つまった『絵本とイラストレーション 見えることば 見えないことば』のお知らせです。先に凹山人が画像をアップしてくれてます。なのに、しつこいですがもう一回。これです。「絵本」を構成する挿絵(イラストレーション)と、端的に切り詰められたことば(テキスト)。その要素が単なる足し算じゃなく、1+1が千にも万にもなるような、そんな表象のあり方について、さまざまな角度から問う本です。収録画像は250。そのどれもが宝物みたいにきれいで懐かしく、ずっと眺めていると、喜びの声と悲しみの...