武蔵野美術大学出版局

吉祥寺♥

3月になって

3月になり、新刊が続々完成。営業担当者としては張り切りどころです。書店さんにご案内に伺うのですが、3月から異動になる方もいて、少し寂しい気分。お世話になったP吉祥寺店のSさん、J吉祥寺店のTさん、ご挨拶できずにすみません。いつかお会いに行きたいと思います。また新たな担当の方との出会いもあり、新しく楽しいことが出来る予感もいたします。今後とも皆さま、よろしくお願いします。営業ずっち☆
いぬ・ねこ・かえる

なんとか、冬越しのパピルス

先月も紹介した我が家のパピルスです。大きな被害をもたらした2月の2回の大雪ですが、屋外のこの植物には雪ん子のように囲いをして、なんとか助かりました。すこし囲いやすいように切ったのですが、根元は元気です。さて、ことしの通信教育課程教科書6冊の新刊です。例年4月からの授業にあわせて、通信教育課程学生に通信教育課程事務部から送り届けるために、この時期に計画に従って数点の新版が作成されます。白尾隆太郎監修『パッケージデザインを学ぶ基礎知識から実践まで』や今井良朗編著『絵本とイラストレーション見えることば、見えないことば』は、通信教育課程の実技系科目(造形総合科目)の教育内容をリニューアルする力作です。...
日常の業務

そろいぶみ

2月も今日でおしまい。日数が少ないとはいえ、本当にあっという間でした。そして本日、昨日ハムコが紹介した2冊も含めて新しい教科書6冊全てが納品されました。今回からジャケット・帯のデザインが一新。これまでのデザインも教科書シリーズとしてのまとまりが感じられてよかったのですが、それぞれが個性を強く押し出すヴィジュアルは実に新鮮です。だから尚更なのでしょうが、つい先日まであたふたと編集作業を行っていたのが、こんな立派な姿になって帰ってきたか、よしよしといった感じ。とにかくできあがってよかった。それぞれの著者の先生はもちろん、ご協力いただいた多くの方々に感謝多謝です。あとは編集上の誤りなどがないことを祈...
やめよう自慢

みる・かぐ・さわる

「図書新聞」3月1日に「共にヨーロッパ留学体験をもつ彫刻家父子の往復書簡」と題して、松本夏樹先生が『保田龍門・保田春彦往復書簡1958-1965』紹介を書いてくださった。サブタイトル「西欧近代との邂逅という『大きな物語り』が父子二代の内に個的に再現される」がその内容をぴたりと言い得ている。松本夏樹先生は龍門先生ご長女の子息、つまり孫である。おじいちゃん子であった夏樹先生は、今や映像文化史の研究者であるが、おじいちゃんのアトリエで過ごした幼少期をそのアトリエの「匂い」で懐かしむ。さらには、塑造原型に巻くシュロ縄や油粘土の手触りを思い出すのだという。そして「今でも彫刻作品をみるとつい手を触れたくな...
日常の業務

嵐の…

嵐の前なのか、後なのか。とにかく6タイトルすべて2月28日に納品できると昨日確定して、明日にはその見本がやってきます。今日はかなりひさしぶりに穏やかな1日でした。[制作:呑猫]
いぬ・ねこ・かえる

マジックワード

先日、妹の子の3ヶ月健診に付いて行ってきました。生後3ヶ月の姪っ子。首の後ろにあざがあって、なかなか消えないことを気にしてた妹。助産師さんに相談したところ…「コウノトリのクチバシの跡よ。忘れたころに自然と消えてるから、大丈夫。」……わぁ。この期に及んで、まさかのコウノトリ登場!コウノトリが連れて来た説、健在⁉と思いつつも、そういう発想、言葉のチョイス、なんかいいなぁ…と。ちょっとワクワクしたというか、事実のその先がキラキラした出来事でした。そんなふうに、「?」の正体をワクワクさせるような、「?」に物語を見いだしていくような言葉を、サラッと言えたらいいな…ベビーにあざはつきものだそうな…全部、コ...
吉祥寺♥

かいぼりレポート

先週末、お世話になっている印刷所のKさんが「井の頭公園のかいぼりは25日から注水するらしいよ」と教えてくれました(24日だったかも)。なので、あわてて日曜日に行ってきました。2週続けて大雪が降ったので、池底を天日に晒せたのでしょうか?ボート乗り場近くの橋の上から東側を望むとこんなかんじでした。たしかに水がない。午前10時ごろです。写真左下隅にみえるのは橋の欄干です。そして橋の手前、桜の木の下に「どうしても抜けなかった」自転車が。縦に埋まってて、何度がんばっても抜けなかったそうです。「かわりに自転車の下の泥の中からこいつが出てきた」というかいぼり隊の方たちの会話を小耳に挟みました。「こいつ」と指...
刊行・販売案内

新刊情報ふたたび

営業担当ずっち☆です。3月中旬発売予定の新刊は、美術書、デザイン書、教育書3冊に博物館学の本と、一気に6冊の刊行があります。営業担当としては、これからが本番です。ピロイのブログにもありますが、全国の書店様から続々とご注文を頂いています。そんな中、新刊の動きに合わせて、2014年図書目録を鋭意制作中です。制作・呑猫が組版にかかり、私は表紙デザインを担当してます。装画に使わせていただく作品は毎年、武蔵美に所縁のある方にお願いしています。今年の作品も素敵です!完成は4月1日を予定しています。いましばらくお待ち下さいませ。[営業ずっち☆]
ひとりごと

『美術教育資料研究』

担当した教科書は印刷・製本中。その一冊が『美術教育資料研究』。明治以降、国内外の美術教育に関する制度の変遷や今に繋がる重要な教育実践・文献など、多くの資料を取り上げて著者である大坪圭輔先生(武蔵野美術大学教授・教職課程)が解説を行っています。400頁を超えるヴォリューム。現在は時間数が減らされたりして厳しい状況にある美術の授業ですが、数学や語学などの他の領域とは違う役割が求められているということにおいて、今も昔も変わりなく重要なものと思います。その求められているものとは、子どもたち各々が各々らしくその後を生きるために必要な、自らを表現する力、他人の表現を感受する力をつける、あるいは表現の力を実...
日常の業務

クリア

5ステージあるゲームで、第2ステージをクリアしたみたいな気持ち。昨日、2月末納品する残り4タイトルのカバー・帯の色校を印刷所に戻して大きく息つぎ、しっかり呼吸することができました。ここまでくれば、あとは印刷会社さんにすべてお任せ状態ですもの(そうはいっても、えっ!!という、事態はあって対処する1日でしたが)。次なる障害物(課題)は、わかっているので早速、午前中に問い合わせ。やっぱりね。webの定価(本体価格+税)表示問題です。第3ステージは納品。第4ステージは、Webと4月に刊行する「図書目録2014」にて皆様に情報をお伝えすること。桜が咲く頃には、第5ステージまでクリア! といきたいところで...