
いってよいものか II
新潮文庫『サイバラの部屋』は、西原理恵子さんの対談集である。文庫オリジナル。養老孟司以下13名の多士済々との対談、出典はまちまちながら、その編集のセンスに脱帽した。ご存じのように西原さんはムサビ出身。みうらじゅん→リリー・フランキー→サイバラ(敬称略)というサブカル・ラインがムサビにはあるわけです。リリーさんとサイバラさんが、学生時代の話をしている箇所に「世界の安田」というくだりがある。(懐かしいなぁ、同世代としては!)あ、誤植。正しくは、「世界の保田」ですよ。そう、あの保田春彦!そっか、サイバラさんは保田先生に褒められたんだ。そりゃすごいわ。。。しかし、新潮文庫に誤植を指摘すべきか否か・・・...