武蔵野美術大学出版局

いぬ・ねこ・かえる

GW

GW真っ只中。皆様、いかがお過ごしでしょうか。GW前半だった先週末は、大阪に行って来ました。(…って、思いのほか、とんぼ返りとなってしまい、お土産のひとつもなくてごめんなさいっ!!)研究室スタッフ時代の、古美術研究旅行(略して古美研)以来の大阪でした。大阪って、エスカレーター乗る時、右側に立つんですね。急ぐ人が左側を通る。東京と逆で、一瞬、鏡の中にいるみたいな感覚になりました。ソウルもそうで、右側に立つうえに車は左ハンドルだから、更にそれを感じます。しかも、大阪のエスカレーターって、東京より1.5倍早くないですか?ソウルは東京の2倍早い‼…あくまでピロイの体感速度ですが…自分の周りの状況や環境...
ひとりごと

「題材開発」って知ってる?

次年度、満を持してというべきか、美術教育の教科書が2冊刊行される予定です。そのうちの1冊は「題材開発」に焦点をあて、「美術教育実践編」ともいえるような内容です。「題材開発って、なに?」という声が聞こえてきます。そうですよね、美術の先生なら日常用語だけど・・・「題材」とは、生徒が取り組む課題(教材)のこと。「そんなら教材開発って言えばいいぢゃん」ごもっともです。でもね、教材を追求すればいいってもんではなく、美術は(音楽も)体験を通して学ぶ科目なので、「題材」は学習「活動」をも包括する(らしい)なるほどねぇ・・・小学生の頃、図工の時間は好きでしたか?美術の先生も好きでしたか?あの先生たちは、こんな...
イベントのお知らせ

「MAU M&L 博物図譜」

武蔵野美術大学美術館・図書館が誇る博物図譜のコレクションをiPhoneやiPadなどで楽しめるアプリケーション「MAUM&L博物図譜」をご存知ですか。それも、無料で。まだご覧になっていない方は、コチラからどうぞ。しつこいですが、無料です。この質と量で無料は、ほんとうに驚きですよ。そして内容をより楽しむために、こんなイベントに参加してみてはいかがですか。「荒俣宏トークイベント:博物図譜をアプリケーションで楽しもう」開催日程:2013年04月26日(金)開催場所:AppleStoreGinza3階シアター 作家・博物学者の荒俣宏氏(武蔵野美術大学客員教授)のトークイベント[日  時]2013年4月...
日常の業務

縄文号

今日、池袋のジュンク堂書店で19時半から海のグレートジャーニーと若者たちのトークショー『海とグレートジャーニー「気づき」の旅』があります。早々に満員御礼となりました。来てね、とお誘いできないのが残念ですが、みなさま、ありがとうございます。でも、国立科学博物館では6月9日まで「グレートジャーニー 人類の旅」展開催中です。縄文号に会えますよっ。ぜひ足を運んで下さいね。砂鉄からタタラ製鉄で鉄を作り、それを斧にして木を切り出し、縄文号を作り、でもってインドネシアのスラウェシ島のランベ(バリ島の手前です)からこぎ出して日本の石垣島までの、大海原の旅です。海って、島影が見えなくなると、それだけで非日常的で...
ひとりごと

コレって何だ?

この春、年中組になったセブン坊主の、新たな持ち物がコレ。帰宅して置いてあるのを見た時「ピアニカじゃん」と言うと、すかさずセブン坊主が「ピアニカって何? これはメロディオンだよ! 知らないのぉ?」。メロディオン? 何じゃそりゃぁ。これはピアニカじゃないか!ん、まてよ……もうピアニカって呼びかたは古いのか? 世代ギャップなのか? などと思っていると、母親が「メーカーによって呼び方違うらしいよ」。なるほど。ピアニカもメロディオンも商標なのね。その後調べてみると、これらは「鍵盤ハーモニカ」という楽器なのだそうです。ピアニカやメロディオン以外にも、メーカーの数だけ呼び名があるみたい。それにしても、ピアニ...
日常の業務

うちの不自然な五月人形

暑かったり寒かったりな天気が続きますね。吉祥寺校周辺の住宅街では、鯉のぼりが気持ち良さそうに泳いでいます。男の子がほしかった父は、結婚してすぐ、五月人形を購入。(気が早すぎ!)…結局、三人とも女子かよ…という結果になってしまいましたがf^_^;)先日のずっち☆さんのブログを見たら、家族を強烈に思い出しました。もう感謝しかないのに、それをちゃんと伝えられているんだろうか…ゴールデンウィークに帰省したら、いっぱい話しをしたいと思いました。4月23日の【トークイベント】『海のグレートジャーニー「気づき」の旅』の準備も、着々と進んでおります。写真が事務的すぎますねf^_^;)満員御礼です。書籍のご注文...
いぬ・ねこ・かえる

春の上野

今朝、打ち合わせのために上野の博物館へ。うららかな春の平日、ありんこの行列のようにお揃いの帽子をかぶった小学生がゾロゾロ・・・遠足である。どうやら動物園に向かっているらしい。ふだん上野の美術館・博物館に行くのは週末に決まっているハムコにはめずらしい光景!むっつり不機嫌な子もいれば、何が楽しいのかクスクス笑っている子もいる。懐かしいような行列である。広場にさしかかると、ハムコよりも若い先生が「ここはちょっと騒いでもいいです!」と子どもたちに大きな声で言った。うわぁ、そんなことまでわざわざ指示するんだ!?とギョッとしたのだけれど、子どもたちは先生の言うことなんかぜんぜん聞いちゃいなくて、その態度を...
出た出た書評!

「海のグレートジャーニーと若者たち」webとツイッターにて

「海のグレートジャーニーと若者たち 4700キロの気づきの旅」が、昨日からwebでご紹介いただき、ツイッターでも反響いただいています。「HONZO」「YAHOO!JAPANニュース ライフ」「現代ビジネス」<HONZO×現代ビジネス>要チェック! してくださいませ。4月23日ジュンク堂書店池袋本店開催の著者トークイベントまで、1週間をきりました。おかげさまで満員御礼! お申し込みいただいた方、会場でお待ちしております!要チェックといえば、本日更新した本サイトのtopicsも、ムサビ生、卒業生のみなさん、ご注目ください。線描<手ぬぐい>デザインコンペ参加のお知らせをアップしました。ご応募お待ちし...
日常の業務

おばあちゃんの思いで

すっかり春ですね。あたたかな日は初夏の匂いさえ感じられるほどです。このころになりますと、ここ3年連続で開催させていただいている立川市のオリオン書房ルミネ店のフェアの準備に駆け回っています。今年はMAUPの所属する美術書出版会の協力を得て、「線描・手ぬぐいコンペ」を開催する予定です。これは、故三嶋典東先生の『線の稽古 線の仕事』(3月刊行)の本からインスパイアを受けて企画したフェアです。応募資格は武蔵野美術大学の学生・卒業生とさせていただいております。近々、募集要項をアップいたしますので、対象者の方はぜひご参加お待ちしています。まったくもって個人的な話ですが、本日4月16日は亡き祖母の誕生日で、...
吉祥寺♥

仲春のお知らせ

四月は仲春。春を知らせるものは二月の強い光とネコの日向ぼっこでしたが、仲春の使者は花です。あちこちの庭に花、花、花の花盛り。よそ見ばっかり、きょろきょろしながら歩くのは春の楽しい歩き方です。モッコウバラです。maup界隈のあちこちのモッコウバラがほぼ咲きそろいました。棘がないので人気があるそうです。なのに植木屋さんに言わせると雑草並の生命力ですよ、とか。ひとつの花は可憐でも咲きそろうと、滝か雪崩か、そのくらいの迫力で「咲きまくり」。それから、モッコウバラより早く咲いて寒い庭を飾った花花。馬酔木、蘇芳、アブチロン。馬酔木は2月末から咲き始めてほぼ終わり。早春から仲春まで咲く花です。蘇芳もほぼ終わ...