武蔵野美術大学出版局

やめよう自慢

関野吉晴=探検家<教育者?

「関野吉晴」といえば、「人類はどこからきのか?」「日本人はどこからきたのか?」を追究してやまない探検家である。その記録は、写真集になり、ドキュメンタリーにもなり、今なら科学博物館の「グレートジャーニー 人類の旅」でその全貌をたどることができる。彼が探検家であり、医者であることはよく知られている。でもね、じつはムサビのセンセイなのである。教養文化研究室に所属する、文化人類学の教授なのである。「なのである」って、エラソー(だって、自慢したいもん)ムサビには、宮本常一先生がいらした。そのせいなのか、よーく見て、よーく歩く、という伝統があるように思う。これは不思議なことだ。美術家でもないセンセイの薫陶...
未分類

2013年 図書目録刊行のご案内

本日、図書目録の最新版が納品されました。表紙にご協力頂いた御作品は武蔵野美術大学造形学部油絵学科教授の高浜利也先生です。表紙の作品名は「Communityonthemove/Railway-5」家々の周りに線路がひかれています。真ん中の家の壁には★マークがあり、とてもかわいらしいです。図書目録はこれから全国の書店などで配布して頂きます。手に入りくい場合は、出版局までご連絡ください。詳しくはコチラ[営業ずっち☆]
日常の業務

消費税モンダイ

書店さんより定価の問い合わせ。「『建築』の定価はいくらですか? webなどで4,801円表記が多いのですが」と…。MAUPでは、本体価格×1.05、小数点以下は切り捨てなのです。これが、切り捨てでなく四捨五入すると、4,801円になるため確認のお電話でした。う〜ん、小数点以下の切り捨ても四捨五入もモンダイだけど、そもそも消費税が上がることが、一番のモンダイ。MAUPのwebの定価表示を全部、訂正しなければならない日が、あと1年なんですね。データベースで動かしているわけでないため、ちょちょいと直せるわけでなく、大、大作業になることは目にみえています。新刊4タイトルを加えただけでも、あれこれ各頁を...
MAUPのヒミツ

うな

かれこれ10年以上MAUPにいたら、台車さばきが相当うまくなってまして…ぶっちゃけますが、誰にも見せる気はありませんが、ご近所の人がいない時は、台車を、キックボードのように乗って運んでいます。段差を通る時のテコ的感覚もバッチリ身につきまして…昔、‘ローラースルーGOGO’という名前の、後ろのペダルを踏むと走る、キックボードの‘元祖’のような乗り物がありましたね。今、冷静にこの名前を見たら、めっちゃかわいい!ネーミングのインパクトって大事だと、改めて思います。(好き嫌い分かれるとこでもありますが、私は好きです)そんな、台車さばきに自信があるという、プチ自慢でした。〈おまけ〉MAUPでは、毎年3月...
刊行・販売案内

いい手帳ありますよ

早いもので、3月もあと一週間。新年度も目の前です。みなさん、手帳の準備はお済みですか?今年も、通学部生用のムサビ手帳が絶賛発売中です。出来立て、ホヤホヤ。今年の表紙カラーは、今までにない爽やかな青。開きや書き味の良さなど、造りもなかなかです。わかる人にはわかっていただけるはず。例年どおり、自慢の広域路線図(最新版)やシール(デザインが毎年変ります)も付属します。通信生用の手帳と同じフォーマットですので、通信課程の卒業生の方にも違和感なくお使いいただけるはずです。もちろん、ムサビ関係者以外の方にもおすすめです。是非、ご注文ください。※ご注意ください! 通学部、通信課程いずれも、ムサビ在学中の学生...
耳寄りなお話

本の知と美の領域 vol.2—森山明子の仕事展

3月20日から4月15日まで、銀座松屋で「本の知と美の領域vol.2-森山明子の仕事」が開催されています。デザインジャーナリスト・森山明子の、これまで手がけてきた作品(書籍など)が展示されます。はじめてこの話を聞いたときに、本を作品として提示するという企画にワクワクした記憶があるのですが、今日あらためて企画者のコメントを読み、なるほどと思いました。̏著書『新井淳一—布・万華鏡』を読んで、その真理探求の態度に感銘を受け、心揺さぶられ、̏デザインジャーナリストの展覧会を企画したいと考え̋たそうです。t:eehは、同じ本を読み終えて、渾身の力を込めて鑿を振るう彫刻家の、というよりは仏師のような人の姿...
イベントのお知らせ

祝! ムサビ卒業!

本日3月19日は武蔵野美術大学の卒業式でした。卒業されたみなさま、おめでとうございます。これからのご多幸をこころからお祈りしています。そんなか、大学関係者に配られるお弁当が出版局にも届きました。ありがたくいただきました。ごちそうさまでした。そして、ケロT取締役から、これはもしやホワイトデーのお返しでしょうか、愛情たっぷりバケツプリンが届きました。「こんな食べられないよ〜」といいながらおかわりした編集:t:eehと「おなか壊しちゃう」といいながらおかわりしたワタクシでした。(制作:呑猫の分が無くてごめんなさい。きっと恨んでいることでしょう…)ごちそうさまでした!そんななか、3月16日の編集:凹山...
日常の業務

稼働100超

新刊ラッシュが続いております。webも随時更新していますが、気づいていただいてますでしょうか? TOPページの「新刊」はもちろんのこと、TOPページの「topics」「information」など、どうぞチェックしてください。本日、上の大きなバナーに1点画像を追加しました。「再読み込み」して、あ、これだ!と 発見してくださいね。今週末には、また、いろいろ変わります。なかなか見ていただけないと思いますが、「書店のみなさまへ」というコーナーに「注文書」があります。こちらを更新していて、気づきました。MAUPでは現在出庫できる、稼働しているタイトルが100を超えました。ISBNの数字からすると以前か...
耳寄りなお話

いよいよ

本日16日より、上野の国立科学博物館にて「【特別展】グレートジャーニー~人類の旅~」が始まりました。人類の歩みをたどる関野吉晴先生の旅の全貌を見ることができるこの展覧会。ナイナイ岡村君がモデルになった猿人像が話題になっていますが、その他にも多くの趣向が凝らされた展示になっているようです。そして、できたてホヤホヤの『海のグレートジャーニーと若者たち 4700キロの気づきの旅』も会場でお買い求めいただけます。お出かけの際は、ぜひお手に取ってご覧ください。(編集:凹山人)
ひとりごと

なかなか

テレビでもとり上げられていたので、ご存知の方も大勢いらっしゃると思いますが、もう一月も前にニュースになっていたこの話(リンク先は半月ほど前のものですが)。素直にいい話だなと思いました。生徒たちがやったことは「東京駅で降車する際、用意したごみ袋にごみを入れ、椅子は元に戻すとともに、ヘッドカバーを張り直し、床に落ちたお菓子などのごみを拾った。ごみ袋はまとめて車両の出入り口脇に集めた」。校長先生が仰っている通り、至極あたり前なこと。そのあたり前のことがきちんとできる、それも集団でってところがすごいです。それがまた、先生の直接の指導によらず生徒たちの自主的な行動だったというのだから感心せずにはいられま...