武蔵野美術大学出版局

いぬ・ねこ・かえる

けふもぞうさん あすもぞうさん

本のジャケットに戦中のカルタを掲載することになり、某研究室のテーブルいっぱいに広げて選んでいた。彩りや、柄ゆきで選んでいくのだが、読み札のほうにも味がある。「今日も象さん、明日も象さん」「毎日、象さんと何するのかなぁ?」絵札には工場が描かれている。「象さんが手伝いに来るんじゃない?」「タイじゃなくて日本だよ、来るわけないだろ」「特別にタイから来てたのよ、きっと!」「それなら絵札は象さんでしょ」「今日も増産、明日も増産、だから象は来ないの!」MAUPの在庫表を横に置いて、次年度の通信教育課程教科書の発注数と比較し、増刷数を確認して、さらに改訂や新版を提案するのは毎年の恒例。この仕事をしていると、...
フェア情報

【ムサビ市場】ラストレポート!

オリオン書房ルミネ店で開催しておりました「うりたい!かいたい!ムサビ市場」につきまして、作品の送付などにつきまして、ほぼ完了いたしましたので、以下のとおり最終ご報告とさせていただきます。7.23最終発表今回、はじめての企画で不慣れなことばかりで、作者、入札者の方々をヒヤヒヤさせてしまいました。けれども皆さん、あたたかい心で接していただきました。心より御礼申し上げます。入札時に書いていただいたアンケートで、美術好きな方は多い!しかも購入したい方が多いのだと実感しました。そして購入したい理由もいろいろ。「お友達の結婚記念にプレゼントしたい」「おかあさまにプレゼントしたい」「作品と目があって」「部屋...
MAUPのヒミツ

のむ打つMAUP

今日の東京は涼しい!というわけで、ピンポン大会を決行。テントウ・ライン画伯、絵描き&テキスタイル作家のアッキー姉妹をゲストにMAUPスタッフ白熱の試合。結果は御想像あれ!
耳寄りなお話

第2回pick upはジョン・ケージ特集!

MAUPのWEBサイトにある読み物「pickup」で、ジョン・ケージを特集しています。生誕百年を迎えるジョン・ケージの魅力を白石美雪著「ジョン・ケージ 混沌ではなくアナーキー」とともにたっぷりご堪能ください。。また8月26日(日)に開催されるサントリー芸術財団サマーフェスティバル!ジョン・ケージ:ミュージサーカスの情報も続々登場。このページにある映像『ミュージサーカスと易占い』もぜひクリックしてください。なんと篠原規行教授作成だそうです。スペシャルな協力者も!あわせてご覧ください。まったく関係ありませんが、MAUP災害対策としまして、ヘルメット購入しました。すぐに手に取れるよう壁に並べてみまし...
ひとりごと

納品しました! 

本日、『平成23年度武蔵野美術大学大学院修士課程 修了制作作品集』無事に納品いたしました! パチパチパチ。作業時は、気をつけていても梱包紙の上にポタリと汗が落ちてしまうような暑さ。ものを運びながら来年はもっと早く納めたいと思いました。ただ、梅雨ど真ん中で雨の中の納品というのもつらいですが……。一昨年イエロー、昨年グリーンときて、今年はオレンジベースの表紙。三冊並ぶと、鮮やかでなかなかきれいですね。今年度より本学視覚伝達デザイン学科の教授になられた白井敬尚先生によるこのデザインも、今回で一区切り。さて、来年度からは、どなたにお願いしましょうかね。残念ながら学外の方が目にする機会はあまりないかと思...
吉祥寺♥

井の頭公園の弁天池の水鳥が…

すごくよい天気です。梅雨明け近し。みなさん暑そうな顔して歩いてますが、t:eehは「はぁ..暖かくてむしろ気持ちいい。網の上でこんがり焼けてくお餅の気分だわ」と思いながらmaupまで歩いて来ました。もちろく汗はだくだくかいてますが、ここしばらくの雨と湿気で体がひどく冷え込んでいたので、熱に炙られるとむしろほっとするという有様です。夏はいくら暑くても平気だと思う。汗?我慢できるし、夏は暑いもんだし、という感じです。この時期、編集部は静かです。が、井の頭公園の弁天池の水鳥が水面下で脚を一生懸命動かしているような静けさです。凹山人とハムコはほとんど謎の古文書解読のような難解な作業に邁進してますし、t...
日常の業務

お引っ越し→夏本番

今日は夏のスクーリングの為、通信教育課程の事務部•研究室が鷹の台校へお引っ越しです。しばらく、吉祥寺校が静寂に包まれます。静けさとちょっと寂しさと…。本格的な夏が始まる…伝票発行や在庫数、発注数の確認などで、数字にアタマを占領される時。ちょっとアタマを切り替えたくなります。そんな時は……倉庫へGO!倉庫でする仕事は沢山あります。最近よくするのは、てぬぐいの帯巻き。店頭用の注文分なら、ここからの袋入れ。ここで七つ道具登場!iPod♪音楽がない人生なんて有り得ないですっ!もちろん、こういう単純作業中にしか聴きませんが(片耳だけ聴きます)、作業が進む進むっ!iPod(音楽)は、パワーチャージの点滴な...
耳寄りなお話

umesumiブックカバー紹介されました

「限定」「新発売」などなど、そそられる言葉は多い私ですが、「1番のり!」も惹かれるものがあります。4月から販売を開始しているMAUGOODSの「umesumiブックカバー」も、そんなキーワードから商品にすべく企画案を出しました。「こんな用紙があるんですよ」と梅炭クレープ紙を紹介してくれたのは、MAUPの刊行物の用紙をお願いしている日本紙パルプ商事さん。各種ノベルティグッズなどをみせていただきましたが、梅炭クレープ紙を使ったブックカバーは市場にはまだないとのこと。これはもう造るしかない! というわけで今日に至った次第です。その用紙を紹介してくれた日本紙パルプ商事さんのWEBのコラムページで、「u...
フェア情報

[ムサビ市場]作品送付開始しました

営業ずっちです。7月に入り、東京国際ブックフェアも終了、ムサビ市場も終了。早くも一年の半分がわったな〜という感じです。「ムサビ市場」でご入札いただいた方への発送を開始しました。早くて本日お手元に届くかと思います。梱包については、作品取り扱いの“ベテラン”にヘルプしてもらいました。ご入札いただいた方へ気持ちを込めて発送しましたので、届きましたら、お気に入りの場所に飾っていただければ嬉しいです。[営業ずっち☆]
ひとりごと

日本・韓国 大学出版部協会合同セミナー

さる5日と6日、東京国際ブックフェアに合わせて「日本・韓国大学出版部協会合同セミナー」が開催され、MAUPからはハムコが参加した。第30回となる今年のテーマは「大学出版部の発展的再編と国際的協働」。低迷する学術出版、押し寄せる電子化、こうした問題に今のところ明快なる打開策はない。しかし、「協働」というキーワードにより将来を考えようという試みは、MAUPのような、単科大学とともにある小さな株式会社にとってもリアルな話であった。「協働」とは、大学出版部×図書館であったり、国際間の大学出版部×大学出版部など、多数の事例から現状と課題があぶり出された。アメリカ大学出版部協会が「持続可能な学術出版」を発...