武蔵野美術大学出版局

刊行・販売案内

ハノイの塔

『考えるための心理学』(荒川歩+浅井千絵、編)の紹介です。4月に一般書店の店頭にも並びます。よくある心理学概論ではなく、人の心がどのようなもので、なぜそのように心が働くのかを考えるための教科書です。通信教育課程の教科書ですので、一読すれば理解できるように様々に工夫しました。つまり一般書としても面白いという事です。たとえば「ハノイの塔の問題空間」(一部抜粋)を示すイラストです。『考えるための心理学』87ページに出てきます。Aの棒(左端)に積み重なっている3つの円盤をCの棒(右端)にAと同じ状態になるように移動させなさい。ただし次の3つの規則にしたがうこと。●1度にひとつの円盤しか移動できない●棒...
MAUPのヒミツ

ライヴ御免

仕事は仕事、遊びは遊び。遊びをせんとや生まれけん。ライヴにいくときは「行ってらっしゃい!」とこころよく送り出されるMAUP。ハムコも金曜日は赤坂BLITZである。万障繰り上げてライヴに臨むには、今日はこれとこれとこれとこれをやって、あれとあれとあれとアレを著者に戻して、それとそれとそれはデザイナーにおくる。というわけで、よいこはおねむの時間だけど、なかなか一日が終わらない![編集:ハムコ]
未分類

チャージ

してきました。KAT-TUNのライブに行ってきました。やっぱりライブのパワー…すごい。あの姿を見ると、ちょっと曲がってしまった自分のおへそを、もとの位置に戻したくなるのです。なんだかまだ浮ついてます…時々思い出し笑いとかしてしまう気持ち悪いピロイを、許してください週明けあたりまでには、体中の細胞に降り注いだ、このキラキラ☆を、日常のパワーに変えていきますから。[総務:ピロイ]
ひとりごと

他言無用

出版局の昼食は、女性陣がひとつテーブルにお弁当などをひろげて食べます。ちなみに私は、すぐそばの自分の席で食べています。で、皆が集まるテーブルでは、毎日様々な話題で会話がはずみます。たまには私もツッコミをいれたりしますが、基本的にそこは「女の園」。ガールズトークといってしまうのは正直憚られますが、っていうのはマズいか……。もとい。ガールズトーク炸裂です。私の存在などないも同然で、ここでは書けない(書いてはいけない)話題も頻出。特に聞き耳を立てているわけではなくとも耳に入ります。今日も、「●●が△で××していた話」や「◎◎の▼が■かった話」などなど、盛りだくさん。オイオイと思うこともなくはないので...
耳寄りなお話

トリセツが必要

MAUPは書籍だけではなく、オリジナルグッズも制作しています。ブランド名は「MAUGOODS」(マウ グッズ)。こちらに、あと1カ月すると新しいラインアップが加わります。A5判のブックカバー……というと、ガッカリですか?いやいや、どうしてどうして。このブックカバーは、トリセツ(取り扱い説明書)が必要なユニークな逸品!期待させておいて、今日の案内はここまでですみません。隙間時間にとりかかるつもりの、トリセツができあがりましたら、追加お知らせします。[制作:呑猫]
ひとりごと

モダンの極み、モダンを超える

2009年5月から6月にかけて武蔵野美術大学美術館・図書館(当時は武蔵野美術大学美術資料図書館)で「石元泰博[多重露光]展」が開催されました。そのとき、企画監修した森山明子先生が使われたのがこのコピーです。翌2010年『石元泰博 写真という思考』をmaupから刊行した際、本の帯にこのコピーをお借りしました。石元さんにぴったりのコピーだと思ったからですが、その石元さんが2月6日に亡くなられ、2月12日、13日に通夜と告別式がありました。バウハウス美術館では1月18日から3月12日まで桂展が開催され、日本でも春から各地の美術館で石元さんの展覧会が開かれる予定でした。これは、本上文士さんが偶然ベルリ...
フェア情報

札幌で41社・美術本フェア!

トピックスでもお知らせしておりますが、紀伊國屋書店札幌本店で「ル・キノ美ジュ」ブックフェアを開催いたします。美術書籍を刊行する出版社41社、2000冊もの書籍が集まったフェアです。そもそも、昨年に紀伊國屋書店さんが企画された美術カタログに出品させていただいたのがきっかけで今回お声をかけて貰いました。本のテーマは「美の誘惑」。画集や評論、西洋美術から日本・東洋美術、建築美術、映像美術など、選りすぐりの美術書がならんでいます。店頭にて配布しています「ル・キノ美ジュ 美術書カタログ」を見ながら、気になる美術書を是非お手に取ってご覧ください。参加出版社は以下のとおり。美術書好きの皆さんなら、ご存知の出...
ひとりごと

さくら * 咲け

入試の、試験監督にあたった会場が、自分の受験の時と同じ部屋でした。受験生の姿に、当時の自分を重ねて見たりして。…初心忘れるべからず。今の受験生って、画材運ぶの、キャリーカートじゃなくてスーツケースなんですね…ジェネレーションギャップ。[総務:ピロイ]
やめよう自慢

3月刊行『造形ワークショップを支える』

3月刊行の『造形ワークショップを支える』著者は高橋陽一先生です。いったん著者からいただいた御原稿は編集者が拝読し、疑問点や、もう少し説明をお願いしたい箇所、別の表現のほうがよいのではないか・・・などを御原稿に鉛筆などで書き込み、もういちど、著者の先生にみていただきます。この作業は「えんぴつ出し」と云われています。同時に、「作る/造る/つくる」の使い分けや、「行う/おこなう」「使う/つかう」といった表記統一の一覧表を作成し、その一覧表にしたがって原稿整理をおこないます。本日、高橋陽一先生が全章の「えんぴつ出し」チェック終了!明日の朝に赤字をデータに反映させ、表記の統一をもういちどよーくみて、よし...
ひとりごと

石元泰博さんを偲んで

昨日、写真家の石元泰博さんが逝去されました。2010年5月に青山ブックセンター本店で『石元泰博—写真という思考』(森山明子著)刊行記念トークイベントに出演していただき、MAUPスタッフは皆、元気なお姿をみていただけに残念です。同年10月、水戸芸術館で「石元泰博写真展」が開催され、オープニングレセプションでご挨拶されていたお姿も目に浮かびます。ありし日を偲んで……。弊社webに掲載しているページをご案内します。前述のトークイベントをまとめたもので、トップページ「pickup」からもすぐにたどれます。[制作:呑猫]