ハノイの塔
『考えるための心理学』(荒川歩+浅井千絵、編)の紹介です。4月に一般書店の店頭にも並びます。よくある心理学概論ではなく、人の心がどのようなもので、なぜそのように心が働くのかを考えるための教科書です。通信教育課程の教科書ですので、一読すれば理解できるように様々に工夫しました。つまり一般書としても面白いという事です。たとえば「ハノイの塔の問題空間」(一部抜粋)を示すイラストです。『考えるための心理学』87ページに出てきます。Aの棒(左端)に積み重なっている3つの円盤をCの棒(右端)にAと同じ状態になるように移動させなさい。ただし次の3つの規則にしたがうこと。●1度にひとつの円盤しか移動できない●棒...