武蔵野美術大学出版局

ひとりごと

GW明け

長かったような短かったようなGWが終わりました。ゆっくり休んだり楽しんだり、いろいろできましたでしょうか。私も暦通りのお休みと出勤でした。さすがに、2日と6日の、中途半端にGWに乗れなかった日は、電話も来客も少なかったように感じます。その感じで、いつもよりのんびりゆったりした気持ちで、お仕事させていただきました。GW後半には、私も呑猫さんと入れ代わりな感じで、故郷越後へ帰省しました。すっかりませあがった姪っ子たちにも会えました。父の趣味である越後闘牛を10年ぶりくらいに見に行きました。新潟県に避難していらっしゃる福島県の皆さんも招待されたようで、皆さん笑顔で見ていました。一時かもしれないけど、...
ひとりごと

GW後半

GWは基本的に暦通りのお休みと出勤。ただ、今年から大学の方で版画の授業を受けもつことになり、その授業が2日からはじまりました。午前中授業、午後出版局勤務という慌ただしい日々。休日は休日で授業準備をしたり、出版局の業務に差し障りがあってはいけないのでちょこっと出勤したりして。そんなこんなでGWは過ぎていくのでした。(編集:凹山人)
ひとりごと

GW前半

私にとってGWといえば故郷の越後へ帰省するもの。でも、今年の暦はイジワルで、本日出社のために二泊三日で戻ってきました。慌ただしい感じがするのですが、実家では行動を欲張らなかったため、かえってゆっくりのんびり。今年は久しぶりに雪が多く、まだ家の周りに溶けきらない固まりがあるくらいで、例年この時期には終わっている蕗の薹をいただくことができました。ほか山うどが出始め、天ぷら、ごまあえ、きんぴら……ウォーキング途中の道ばたでつんだワラビをみそ汁に……と期待していなかった春の味覚をいただいて、しっかり体重アップ!(←山菜をさらにおいしくしてくれる透明な液体が原因)。19日の健康診断までに、なんとかしなく...
半径2m以内

大型連休の過ごし方

maupのある吉祥寺の一角はいまモッコウバラが満開です。通り過ぎるとき、バラの匂いがふわりと流れました。もう5月になります。明日から大型連休ですが、今年はなんだか静かで、成田空港の出国予定者数も昨年より低いらしい。まあ、きゃっほー!!と遊ぶより先に、いろんなものを立て直したいという気が、個人的にはします。普段の連休は、掃除、洗濯洗濯、衣替え、庭仕事でとても忙しい。あっという間に終わってしまう。残った1日か2日間に、神大植物公園へ行ったり、深大寺に遊びに行ったりするのですが、さて、今年はどうしたもんか。連休前に片が付く予定の仕事も持ち越しで、これは仕事しなさいということかもしれません。 編集:t...
いぬ・ねこ・かえる

ちがいを求めて

関西では「かしわ」東京の人は「シャモ」というらしい。あれ、「ちゃぼ」っていうのも、いるよね? どうちがうの? 編集室でこんな話になったのは、もとはといえば清水恒平くんが編集長をつとめるタウン誌『JG』5月号これをめくっているうちに・・・ さっそくネットで調べてみると、「シャモ」は江戸時代に「シャムの国」(現在のタイ)からやってきた鶏。明治になってそれがなまって「シャモ」になったらしい。いっぽう「ちゃぼ」は、やはり江戸時代にベトナム中部の「チャンパの国」に由来するそうな。 ふーん。ちなみに「シャムの国」からやってきた猫が「シャム猫」。性質は温厚で人なつこいくて犬のよう。ふーん。こうしてネットサー...
日常の業務

待ってます

この時期は毎年『大学院修了制作作品集』を担当しています。昨年度の大学院修士課程の修了生の作品や研究(論文の概要等)を、ひとりにつきA4サイズ2ページ見開きで掲載するのですが、近年不況の影響なのか大学院に進学する学生の数が増えており、この冊子も200ページを超える見応えのあるものになっています。例年ならば今頃はレイアウト組版作業の最中なのですが、今年はなぜか未だ原稿が出揃っていません。大学を通して督促してもらったりしているのですが、待てど暮らせどやってこない何人分かの原稿。いつもらえるという見通しも立たず、少々途方に暮れています。これまで、こんなことはなかったんだけどなぁ。震災の影響? ってこと...
日常の業務

編集の工夫

とってもカラフルな、いまにも色が溢れそうな、すばらしく楽しい図版がたくさんある。この図版のよさを最大限に生かした本を作りたい。どんなに楽しく、はつらつとした本になるだろう、と編集は夢想するが、そこはなかなかままならない。全ページ4色にしたいけれど、そうするととてもお高い本になり、届けたい人に届かないという悲しい事実がドーンと控えているわけです。それはいっそう辛いだろうというわけで、いろいろ知恵を絞ります。そうだ、4色1色のコンビネーションがあるではないかっ!!というわけでいま「必死のパッチ」でページ割りを考えてます。図版のよさをできるだけ生かし、著者の思いを可能な限り正確に伝えたい。呻吟してま...
半径2m以内

『戦時下学問の統制と動員』1098g

ケロT取締役から、重々しい、小さい箱がとどく。どら焼き? 羊羹? パウンドケーキ?ちがうな、住所は東京大学出版会になっている。ついにあの大著が完成したのですね。 四半世紀にわたる研究会の成果がつまった研究書。あまりの専門性の高さに、どこから拝見すべきか分からない。こういうとき、ワレワレ編集者は「索引」をみるのです。少しでも自分の興味ある人物がどのように論じられているか。まずは「板垣鷹穂」574ページ。・・・なるほどぉ、さすがケロT取締役!ここで「帝国美術学校(←ムサビの前身)」が登場するわけね。そうして、その章の「註」をみます。おお、「註5」には当然ながら『武蔵野美術大学六〇年史』と『武蔵野美...
日常の業務

エレガントをもとめて

この時期の私の仕事は年2回制作する「校友会チラシ」の組版です。昨年と違うのは、「大学院修了制作集」の組版とバッティングしないことでしょうか。小・中学時代、記録に挑む水泳部の活動にどっぷりはまっていたためか、父親譲りの負けず嫌いの性格のためか、仕事も自身で何がしら設定して勝負を挑んでいる私。例年なら、それぞれの担当者に「○日までには確認できるようにするよ!」と進行を告げ、その日に向かってまっしぐらなのだけれど。そんなわけで少し余裕がある今年は、「校友会チラシ」のリニューアルで、自らテーマをエレガントにしてしまったのでした。これまでは商品名を強く打ち出そうと、ゴシック体にしていたけれど、今回は明朝...
フェア情報

6月3日は「ム・サ日」???

立川のルミネに行ったことがありますか?その8階にオリオン書房さんがあります。そこで!ムサビフェアが開催されます。出版局の本や、ムサビグッズは勿論、ムサビの先生のおすすめする本、ムサビに関わらず、美大生のおすすめする本をドドーンと紹介していく予定です。このフェアにあたり、ムサビの先生方、ムサビ日記の手羽さん、学生の皆さん、看板製作を手伝ってくれるきゅっきゅぽんさん、ムサビフェアやりたい!と言って下さったオリオン書房の担当のKさん、そして、うちのスタッフ全員を巻き込んでの大騒動です。フェア開始は6月3日です(紆余曲折ありこの日に決定)。「6月3日はム・サ日」と提唱している手羽さんの思惑に何故かハメ...