
編集の工夫
とってもカラフルな、いまにも色が溢れそうな、すばらしく楽しい図版がたくさんある。この図版のよさを最大限に生かした本を作りたい。どんなに楽しく、はつらつとした本になるだろう、と編集は夢想するが、そこはなかなかままならない。全ページ4色にしたいけれど、そうするととてもお高い本になり、届けたい人に届かないという悲しい事実がドーンと控えているわけです。それはいっそう辛いだろうというわけで、いろいろ知恵を絞ります。そうだ、4色1色のコンビネーションがあるではないかっ!!というわけでいま「必死のパッチ」でページ割りを考えてます。図版のよさをできるだけ生かし、著者の思いを可能な限り正確に伝えたい。呻吟してま...