武蔵野美術大学出版局

刊行・販売案内

今年も販売!「学生手帳2011」

武蔵野美術大学の入学式が4月4日から11日に変更になったため情報解禁を遅らせましたが、今年も「学生手帳2011」を販売いたします。4月はじまりのタイプです。入学式以後の販売になりますが、昨年同様に<数量限定>。ぜひともメール、電話、ファクシミリにてご予約くださいませ!2011年版のオリジナルシールはMAUロゴ。デザイナーにはおなじみのカラーチャート風です。[制作:吞猫]
ひとりごと

変わった……のかな?

普段、通勤には西武国分寺線とJR中央線を使用しているのですが、特に中央線では何らかの原因で電車が遅れることがよくあります。今朝も信号トラブルがあったようで遅れが出ており、たまたま私が乗り込んだ電車を最後に運行をストップして点検を行なうとアナウンスがなされました。当然、車内は大変な混雑。途中の停車駅では、超満員の車内を見て、この後しばらく電車が来ないとわかっていても乗車をあきらめる人が多数いました。ふと思ったのは、地震前だったらみんな何が何でも乗ろうとしたんでない? ということ。力任せにめり込むように乗り込もうとする人は、少なくとも私から見える範囲では見かけませんでした。車内でも、とてもひどい状...
ひとりごと

さくらさく スキップする

今朝10時、待ちに待った納品。『武蔵野美術大学造形ファシリテーション能力獲得プログラム 2010年度報告書』という長いタイトルの報告書は、3月中旬に納品のはずが、震災のあおりをうけて本日納品。いつも使っているb7クリームという本文用紙が調達できず、急遽、OKプラナスホワイトに変更する。かなり白くなってしまうし、やや薄手だし・・・やだな・・・ハッ、表紙はすでに印刷済み。細かく計算してみると、表1と表4にコンマ3.5ミリのズレが出てしまうことになる。この0.35ミリを「すごくズレてる!」と云うか、「ほとんど気がつかないよ」と云うか。ものすごく悩んで、いろんな人に聞いてみました。結果、この非常時にコ...
未分類

桜がチラホラ

まだ寒い日が続きますが、各地でチラホラ桜が咲き始めているようです。(写真はありません)今年は、お花見も自粛モード。そんな気分にならないのが現実です。ですが、桜を求める心は変わらない。というより、こんな時だからこそ強くなっているような気がします。今日はMAUPは編集+営業の合同会議でした。会議はいつも緊張します。桜の花を見て少し癒されてこようかと思います。え?井の頭公園の桜はまだ咲いてない?では、いつもの安酒で癒されようと思います。[営業ずっち☆]
日常の業務

本たちの安否

…倉庫にある「本」は大丈夫なのか。この地震で、東京も相当揺れましたから、出版局の部屋では、資料やファイルが棚から落ちたり、引き出し全開になったり…ネットやテレビで、倉庫や書店の映像•画像を見ていただけに、覚悟していました。後日。…「よしっ!」気合いを入れて覚悟して入った倉庫。本の梱包がバラバラと崩れている画を頭の中に想像しながら入った倉庫。(アパートの一室をお借りしています)…何も変わっていませんでした。「あれ?」と思って試しにもう一度外に出てまた入ってみましたけど、やっぱりなんともなくて…これは正に‘組み置き’効果でしょうか。組み置き…す、すごい。今まさにに実感…ジェンガみたい。これ、140...
ひとりごと

尊い「普通」

2011年3月11日のことを思うたびに立ちすくむ。いまも、立ちすくんでいる。それでも日は昇り、日は沈み、そして再び日は昇る。世界が昨日とは全く違ってしまったように思えても、もう笑えないんじゃないかな、と思っていたとしてもいつかかならず、健やかに笑える日がくるはずだと信じたい。ねばり強く、一歩ずつ歩いていきましょう。ずっち☆も言っていました。私たちは日常をとりもどさねばなりません。編集:t:eeh
ひとりごと

百年後のいま

「オレ、今日、ブーだったぁ!」と叫ぶ凹山人にかわって今日もハムコが書きます(凹山人ファンの皆さん、ごめんね)大学とかかわるところで仕事をしていると、3月末が1年のおわりとなります。だから今日は12月30日の気分。普通ならば、やっと休みだ! 今年も暮れるなぁ・・・などと熱燗かな。しかし、このたびの震災後、原発の事態はひどくなるばかり。こうした状況で、本など売れない年になってしまうのだろう。出版界はいま、どんなことができるのだろうか。もっと狭めて、大学出版部はいま、何ができるのだろうか。安否がようやく確認できた東北大学出版会。編集者のK林さんは、2か月の乳飲み子を抱えて、それでも通常業務をおこなっ...
ひとりごと

街のあかり

震災の影響で遅れていた『造形ワークショップの広がり』の納品が、ようやく先週の金曜日に。見返しの明るい桜色に、なんとなく涙がでてくる。こういう本は、こういう時に、何の役にたつのだろう。13人の著者にさっそく発送の手配をするも、宮城県美術館の齋正弘先生とは連絡がとれず・・・(その後、メールでご本人もご家族も無事であると確認!)たんたんと自分の仕事を今まで通りにやること、節電につとめること、それしかないのは分かっているが気持がザワザワしている。当然ながら、東京の街はいま暗い。国分寺駅はみごとに節電モード。どこかの景色に似ている、どこだっけ? どこだっけ?あ、かつてのモスクワ空港だ。そうだ、ビロード革...
やめよう自慢

学生さん

あまりに甚大な災害に言葉がみつからない……いや、そうではなくて実家が中越地震の被災地だった、あのときの状況を思うと、何をいってもどんな言葉も嘘になりそうです。被害の大きさではなく、渦中に肉親や友人がいるかどうか、映し出されるのが自分が過ごしてきた街かどうかで本当の心の痛みは違うのだとわかりました。今私がやることは情報を過大にキャッチするのでなく、節電すること、ふだんと同じ買い物をする(青菜好きの私は、スーパーにあればいつもどおりに買う! 水はいつも買わないのだから買わない)こと、なのだろうと思っています。仕事面では、用紙の確保が厳しい状況で自宅待機の間、以後も連絡を待つしかなく歯を食いしばって...
未分類

大学出版部協会のしおりが出来ました

この度の震災は本当に心が痛みます。被災にあわれた皆様、現在大変な思いをされている方を忘れず、私たちは日常を取り戻さなくてはなりません。いろいろ混乱しつつも、本日、MAUPが所属している大学出版部協会のしおりが出来上がりました。これは、協会のPRのしおりで、だいぶ以前から企画されていたもので、全部で5種類あります。イラストは、堀藍(ほりあい)さん。かわいい猫の絵に癒されます。そしてデザイン・制作は、MAUPで担当させていただきました。注目していただきたいのは、原画の風合い(濃淡)をだすように努力した!ことです。これらは大学出版部協会の所属出版部から、いつもお世話になっている書店さんへお届けいたし...